会山行紀行文
No−057
グレード:C上
2016年
 6月12日(日)
晴れ
(かんなさん)
神奈山

  1909m
参加者 (紀行文) 2052 M/T 
31名
(男性11名・女性20名) (写真) 2052 M/T
≪コースタイム≫
新潟駅南口(6:05)=関温泉(8:25-8:35)…関温泉登山口(9:20)…大ブナ林(10:20)…八方睨(10:50)…神奈山山頂(11:50-12:50) …八方睨(13:20)
…大ブナ林(13:50) …関温泉登山口(14:25)…関温泉(15:00)=温泉かふぇランドマーク妙高高原・入浴(15:30-16:15)=新潟駅南口駅(18:45)
≪紀行文≫
〜〜〜シラネアオイに会いたくて〜〜〜

 「神奈山のシラネアオイ、それは見事だよ!」と聞いてから、ぜひ行ってみたいと思っていましたが、昨年は雨のために山行は中止。
 今年こそはと思いが募ります。幸いお天気にも恵まれ「シラネアオイに会えるだろうか・・・」と期待を膨らませ出発しました。

 神奈山の登山口はゲレンデの上。これもまた珍しい。先輩の「毛虫が一杯だったよ。」というアドバイスに毛虫対策をやり歩き始めました。
 お天気が良いのはよいがゲレンデ歩きは暑い、それに加え昨日の雨の影響で蒸し暑い!汗が滴り落ちます。
 準備はOK? ゲレンデ登りの開始  ゲレンデはあの先まで・・・ 

 汗にも負けず、定刻通り関温泉登山口に着きました。
 登山口の先は緑のトンネル、やったぁ〜!木陰がこんなに有り難いなんて、元気を取り戻し歩が進みます。
 大ブナ林まではトラバース道、ロープが張ってある岩場は注意を払って通り抜け。あとは、ジグザグ登りを繰り返して高度を稼ぎます。
 辛いな〜!ゲレンデ歩き  やっと登山口  木陰が嬉しい!
フー、一息入れ 足元に注意! 大ブナ林に到着

 大ブナ林から稜線に出て八方睨までは直線の登り、妙高山が時折見えることが大きな励ましになります。でも・・・、妙高山の頂には雲、会うことを恥ずかしがっているようです。
 八方睨からは岩場ありの急登。岩につかまりよじ登り、暑さに負けず一歩一歩の上りです。
山頂まであと800m とにかく暑い! 黙々と一歩一歩
岩場は気を抜かないで 一株だけ咲いていたツバメオモトとシャクナゲ

 リーダーの注意に「山頂で休む時は、シラネアオイを傷めないように!」とありましたが、期待通りに咲いてくれるだろうか。シラネアオイに会いたいが一心に、重くなった足を進めます。シラネアオイはまだ姿を見せてくれませんが、シャクナゲ、イワカガミ、アカモノなど出迎えてくれました。
 真打は最後、山頂に立って初めて会うことが出来ました。
 期待していたシラネアオイロードとはいきませんでしたが、山頂に咲くシラネアオは気高く、それは美しかったです。

    昼は妙高山の雄大な眺めをご馳走に、ゆっくり楽しく過ごすことが出来ました。
 英気を養ったあとは、ニッコリと集合写真に納まり下山の開始。
ようやく山頂に到着 シラネアオイのお出迎え 木陰でゆっくりと
妙高山をご馳走に 圧倒的な妙高山 眺めを楽しみ
神奈山山頂にて集合写真

 下りは余裕も出たのか足並みも揃い、登りで辛かったゲレンデも一気に下りバスに到着。
 リーダーの気配りで今年は大きなお風呂に変更になったそうです。
 「温泉かふぇランドマーク妙高高原」の黒泥湯で疲れを癒し帰路に着きました。
余裕の右ウチワ 足取りも軽く これで下りも終了

 リーダーの経験豊かな計画と気配りに、感謝申し上げます。お陰さまで念願のシラネアオイに会うことが出来ました。
 楽しい山行をご一緒させていただいた皆様にも感謝申し上げます。