会山行紀行文
No−056
グレード:B
2016年
 6月12日(日)
曇り時々晴れ
(あまかざりやま)
雨飾山

  1963m
参加者 (紀行文) 2164 A/M 
27名
(男性17名・女性10名) (写真) 1630 S/0
≪コースタイム≫
新潟駅南口(6:10)=小谷温泉登山口(9:30-9:50)…荒菅沢(11:20〜11:30)…笹平(12:50〜13:30)…雨飾山(14:00-14:15)
…笹平(14:45)…荒菅沢(16:15)…小谷温泉登山口(17:15-17:40)=新潟駅南口(21:30)
≪紀行文≫
〜〜〜妙高戸隠連山の名峰雨飾山に魅せられて急登に挑戦〜〜〜

 日本百名山の一つでもある、雨飾山に是非登ってみたいと思いグレードBで私には少しきついと思いましたが、挑戦のつもりで参加させていただきました。
 昨年は雨でやむなく中止になりましたが、今回は下山まで雨の心配もなさそうで、全員気合を入れて登山口に向かったところで、リーダーからこれから急登が続きますよ!とのお話があり、気を引き締めて登っていくと大きなブナの木が点在するブナ林の中を通り時々シラネアオイ・イワカガミ・サンカヨウ等々の可憐な花々を愛でながら、歩を進めました。
小谷温泉登山口  急登の始まりです ブナ平 ブナの大木(年輪を感じます)

 荒菅沢の雪渓で小休止した際、雪渓の上に聳える迫力ある雨飾山に感動しました。
荒菅沢(1448b)からの雨飾山 岩場 アサヒビール提供の梯子

 笹平には12:50に到着し少し遅いランチを楽しみました。

 残念な事に私は笹平の少し前で足が攣ってしまい、皆さんより5〜6分遅れて到着しましたが、笹平から新潟県方面には噴火している焼山やその右後方には妙高山がまた、長野県側に白馬連峰がくっきりと眺められ360度の眺望やハクサンイチゲに囲まれて昼食タイムをたのしみました。

 昼食後、頂上を目指し笹平からさわやかな稜線歩きを堪能し、頂上直下の急登に差し掛かると、また足が攣ってきたので無理をしないで待つ事にしました。

 皆さんは元気に頂上を制覇し、360度のパノラマを満喫し北峰の石仏と石祠を見て下山の途につきました。
笹平(1894b)素晴らしい眺望の中で昼食
山頂・北峰の祠 山頂での集合写真 
 山頂から登山道が女性の顔に… 振り向けば荒菅沢  11/10地点の笹平


 私としては、頂を踏めず少し残念でしたが、深田久弥さんが書いておられた「思いは後に残すほうが良い」を胸に2度目の登山まで待つ事にします。

 今回の山行は参加者27名と大勢でしたが、CL・LL・SLの皆さんが夫々ベテランで適時適切なアドバイスを頂きかつお天気にも恵まれ、大変楽しく参加させていただきました。

 下山後、道の駅で飲み物を仕入れ楽しかった思い出を語り合い大いに車内は盛り上がりました。
 ご一緒していただいた皆様、有り難うございました。また、何処かの山行でご一緒して下さい。


 ≪出合った花々≫
お花畑
サンカヨウ シオガマ シラネアオイ
 ハクサンイチゲ  ハクサンチドリ  イワカガミ