≪紀行文≫ |
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~~~お花と大展望の権現堂山~~~ |
今日の山行は数年前に単独で登った事のある下権現堂山と上権現堂山です。
その時は戸隠神社よりピストンでの山行でした。今日は上権現堂山より少し戻って中越から沢沿いに下山する周回ルートです。
早朝より晴天❗️気温も27度位に上昇とのこと、いつもより水を多めにと自家製梅干しも準備して家を出発しました。
バスの中でのリーダー説明で、今日は「アメーバ方式」でやりますと聞き慣れないお言葉、、、京セラの稲盛氏が用いた経営手法とのことでした。
要は、班ごとに考え、独自性をもって山行を行うという事なのです。 歩行速度や休憩の取り方は班に任せる。ただ、CLより前、LLより後に出てはならないことと上権現堂、下権現堂の山頂と下山の分岐点中越の下では全員集結して点呼を取るというルールです。
36名の大所帯の行動と比べ小グループでの行動になるので他の登山者の迷惑は少ないとの読みです。
やや遅れて登山口に到着。いきなりの急登です!気温も上昇して直ぐに汗が吹き出し、これって夏山登山に近いかもと気を引き締めました。
5合目辺りからブナ林へ突入、ヒンヤリして生き返ります!。
7合目を過ぎると弥三郎清水に到着。
冷たい清水に喉の渇きを癒し、立派なオオイワカガミの花を見ながら最後の急坂を登り終えると下権現堂山のピークに到着しました。 |
(クリックで拡大) |
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歩いた軌跡 |
(クリックで拡大) |
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縦走路の断面図、山の形が見事に表れています。 |
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北に守門・浅草、南に越後三山、東に毛猛山塊、西に遠く米山とまさに360度の大展望を満喫し、先へ進みました。 |
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中型バスの為、手前の渓流公園にバスを停めて登山準備です。 |
弥三郎婆伝説のある戸隠神社から登り始めました。 |
このコースは良く整備されています。蕨もいっぱいありました。 |
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急騰の連続に暑さも手伝って汗が噴き出てきます。 |
木陰での休憩が何よりのごちそうでした。 |
いつもは涸れている弥三郎清水は、今年は滾々と湧き出ていて、冷たく美味しい。 |
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登山路脇の展望台から魚沼盆地と越後三山を眺めます。 |
下権現堂山に到着、晴れた日曜日とあって結構な賑わいでした。 |
一息ついたら上権現堂山に向かって出発、守門岳が雄大のすそ野を引いていました。 |
緩やかなアップダウンを繰り返し、タムシバ、イワウチワロードを進み、最後の急騰を息を切らして登るとようやく上権現堂山山頂に到着です。 すでに10人ほどの登山者がランチを食べながらくつろいでいました。
頂上は狭いので、我々は各班ごとに涼しい場所を求めて昼食タイム、食べきれない程の食材が回って来て幸せ❗️。
集合写真撮影後、後半戦へ出発です。 |
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稜線のほぼ中央に下山に使う中越ルートがあります。帰りはここだぞと確認。 |
アメーバー方式とは言っても、全体は見通せます。先頭と最後尾の差は10分くらいか。 |
目指す上権現堂山です。左奥に昨年登った唐松山、さらに奥に毛猛山塊が見えます。 |
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上権現堂山頂上、残雪時は広大な広場ですが…無し。分散してのランチタイムでした |
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山頂の少し先、タムシバ越に唐松山が。 |
上権現堂山山頂での集合写真 |
中越迄ユルユルと下り沢沿いへと左折して降りて行きました。
帰路は林の中を歩く為、暑さも上り程感じません。
順調に下り、途中ブナ林の中の冷たい清水で喉を潤して、バスの待つ駐車場へ定刻に到着しました。 |
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中越からの下山路は、大半がブナ林の中、爽やかな緑の空気を一杯吸い込みました。 |
ブナ林の中の湧水、冷たくおいしい清水でした。 |
元気を盛り返してどんどん下ります。 |
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予定通りに中越の登山口まで降りてきました。 |
麓はタニウツギが満開、道路脇の満開のお花を見ながら歩きます。 |
ほどなく渓流公園駐車場に到着、お疲れ様でした。 |
薬師温泉で汗を流し、天候にも恵まれ大満足の山行でした。リーダーさん参加の皆さんお疲れ様でした。 以上 |
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イワカガミ |
タムシバ |
イワウチワ |
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ユキグニミツバツツジ |
ショウジョウバカマ |
カタクリ |
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ムシカリ(オオカメノキ) |
シャクナゲ |
ユキツバキ |
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スミレ |
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