会山行紀行文
No−022
グレード:B
2016年
 4月2日(土)
晴れ
(たかもりやま)
高森山

  1151m
参加者 (紀行文) 2054 R/K 
18名
(男11名・女性7名) (写真) 2054 R/K
≪コースタイム≫
大出戸(8:00)…724P(9:50-10:00)…高陽山(11:10-11:20)…高森山(12:15-13:15)…高陽山(14:15-14:25)…724P(14:50-15:00)…大出戸(16:25)
≪紀行文≫
                                〜〜〜藪と残雪を楽しめる春山〜〜〜

 計画を立てた時点では登山口までの除雪が気掛かりでしたが、蓋を開けてみれば信じられない程の小雪、一転、藪がひどいことを危惧しました。

 一週間前の下見で支障がないことを確認し、豊実側は道路決壊があることから、少し遠回りして、西会津町から大出戸に入りました。

 最初は踏み跡を辿り、会越県境の尾根を目指します。倒木があったり小枝が少しうるさいけれど、足並みも揃っていて順調に進みました。
例年ならば雪の残るはずの峠もこのとおり 
ハチマキを締めて さあ出発 ハチマキを締めて さあ出発 これは熊取りの檻? 随分頑丈な作りです


  踏み跡は次第に不明瞭になり、藪を分けながら県境の尾根筋に上がりました。

 例年ならばここはたっぷり雪が残っているはずのところです。
 ところが今年はゼロ、藪になっています。 

 右手奥に高陽山が姿を現し、意気が上がります。 
尾根に上がりました
藪を分けながら県境を歩きます ここはプロムナード? プロムナードの上部は急登です

 高陽山が近づいてくると、ようやく残雪の上を歩けるようになりました。青空の下、きれいなブナ林の斜面が広がっています。ここから先は、ガスが出るととても迷い易いところです。
気持のよい雪面を登ります 紫外線と戦う美白戦士達 高陽山山頂でみんな笑顔です。でも
風が冷たいので誰もザックを下ろしません


 高陽山から平らを横切り、一旦下って高森山を目指します。

 雪は締まっていてツボ足で歩けるのですが、注意をしないともぐることもあり、少し疲れるところです。
これから進む高森山方面
雪庇を避けながら歩きます 気持のよい広い尾根 後方に見えるのは高陽山

 高陽山から約1時間で高森山に到着しました。
 眼前には飯豊連峰が大きく広がっていました。例年ならば真っ白なはずの山肌に黒い場所が見え、暖冬小雪を実感しました。
 風を避けて昼食を摂り、往路を戻りました。藪と残雪を楽しめる春山でした。
昼食風景
 高森山でニッコリ   飯豊連峰が見送ってくれます
 暫し振り返ります  春の山はどこを歩いても自由です  県境は標柱がとても多い