≪紀行文≫ |
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〜〜〜藪と残雪を楽しめる春山〜〜〜
計画を立てた時点では登山口までの除雪が気掛かりでしたが、蓋を開けてみれば信じられない程の小雪、一転、藪がひどいことを危惧しました。
一週間前の下見で支障がないことを確認し、豊実側は道路決壊があることから、少し遠回りして、西会津町から大出戸に入りました。
最初は踏み跡を辿り、会越県境の尾根を目指します。倒木があったり小枝が少しうるさいけれど、足並みも揃っていて順調に進みました。 |
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例年ならば雪の残るはずの峠もこのとおり |
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ハチマキを締めて さあ出発 |
ハチマキを締めて さあ出発 |
これは熊取りの檻? 随分頑丈な作りです |
踏み跡は次第に不明瞭になり、藪を分けながら県境の尾根筋に上がりました。
例年ならばここはたっぷり雪が残っているはずのところです。
ところが今年はゼロ、藪になっています。
右手奥に高陽山が姿を現し、意気が上がります。 |
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尾根に上がりました |
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藪を分けながら県境を歩きます |
ここはプロムナード? |
プロムナードの上部は急登です |
高陽山が近づいてくると、ようやく残雪の上を歩けるようになりました。青空の下、きれいなブナ林の斜面が広がっています。ここから先は、ガスが出るととても迷い易いところです。 |
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気持のよい雪面を登ります |
紫外線と戦う美白戦士達 |
高陽山山頂でみんな笑顔です。でも
風が冷たいので誰もザックを下ろしません |
高陽山から平らを横切り、一旦下って高森山を目指します。
雪は締まっていてツボ足で歩けるのですが、注意をしないともぐることもあり、少し疲れるところです。 |
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これから進む高森山方面 |
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雪庇を避けながら歩きます |
気持のよい広い尾根 |
後方に見えるのは高陽山 |
高陽山から約1時間で高森山に到着しました。
眼前には飯豊連峰が大きく広がっていました。例年ならば真っ白なはずの山肌に黒い場所が見え、暖冬小雪を実感しました。
風を避けて昼食を摂り、往路を戻りました。藪と残雪を楽しめる春山でした。 |
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昼食風景 |
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高森山でニッコリ |
飯豊連峰が見送ってくれます |
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暫し振り返ります |
春の山はどこを歩いても自由です |
県境は標柱がとても多い |