≪コースタイム≫
新潟駅(6:10)=岩切登山口(10:00-10:10)…生不動尊(10:55)…熊ノ分岐(11:40)…仙人ヶ岳(12:10〜12:40)…赤雪山(15:10-15:20)
…松田川ダム駐車場(16:10)=新潟駅(20:30) |
|
≪紀行文≫ |
|
|
〜〜〜暖かい関東の春山を満喫〜〜〜 |
仙人ヶ岳を知ったのは5年ほど前のことだった。一度登ってみようと計画も立てたが仕事の都合で実現しなかった。
昨年の6月、出張先の宇都宮で、たまたま仙人ヶ岳の近くに住んでいるという人に会った。
聞いてみると毎年何度も登っていると、赤雪山への縦走路もお勧めだという。それならと10月に会友3人と登ってみようと計画を立てた。
なかなか日程が合わなかったが、東京への出張から帰ってきた翌日に栄PAで待ち合わせ仙人ヶ岳の登山口へ向かった。
一日目は岩切登山口から山頂をへて猪子峠への一般ルート、二日目は赤雪山に登った。ところがメモリアル広場からの登山道は進入禁止の立札、しかし歩いてみると新しい足跡が、それなら行けると、そこから登ることにした。
倒木が何度も道に横たわり、それを跨いだり、潜ったりとして何とか山頂に、そこから仙人ヶ岳までの縦走路を1キロほど歩いた。
アカマツの中の広い縦走路、これなら楽しい山行が期待できると、ガイドブックによると1時間40分で両山を縦走できると書いてあった。
その日は車一台だったので、それ以上の前進は時間的に不可能だった。
山頂からの帰りは別のルートを通ったが、この道がよく整備されていて緩やかに下るハイキング道だった。
その後ネットでいろいろ調べたが両山縦走の記録を見つけることはできなかった。でも下見はそれで十分だと思えた。
合計歩行時間は4時間くらい、難易度はCだろうと。でも縦走することでC上か最後まで迷ったがC上で山行の募集をした。
山行当日、快晴の中バスは岩切登山口に到着。準備をして小さな川沿いに歩きだす。
川の反対側にはユズ畑が、昨秋取りきれなかっただろうユズがまだたくさん実を付けていた。
|
|
|
登山口での準備 |
ユズの実がいっぱい |
川沿いの山道を進む |
山道には落ち葉がぎっしり、時々沢を渡渉したり、岩に張り付いた鎖に捕まったりと、とても低山とは思えない味のある山である。
生不動尊で一休み、そこからも乾いた落ち葉の上を歩く、しばらくして急登になり熊ノ分岐に到着、稜線に出た。
|
|
|
足元には落ち葉がいっぱい |
生不動尊 |
急登をがんばる |
ここからは仙人ヶ岳の頂上まで20分の距離、最後の登りだと元気を出してもらう。
頂上で30分の昼食タイム、暖かい関東の春山を満喫。
昼食の後、縦走路に入る。
みんなに手袋の着用を勧め、急な下りを降りる。ここからは登ったり下ったりの繰り返し。
それぞれのピークの右側の裾に黄色いマークが付いていたが、巻き道かと何度も覗いてみたが道らしきものは見えなかった。
1時間40分とガイドブックに書いてあったが2時間半を費やした。
途中の休憩でLLに黄色いマークのことを訪ねたが、彼も巻き道かと思い何度も覗いたという、が、通り過ぎた後に振り返ると確かに道があったという。
我々はそのピークのすべてを巻き道を使わずに通過したが、もしすべて巻き道を通ったら時間も疲れもだいぶ違っていたかも知れない。
景色はあまり期待できない縦走路だが、危ないところもなく、道もよく整備され、春の陽だまりハイクには絶好のルートだった。
赤雪山の山頂のあずまやで休憩、ここからも、よく整備された山道をゆっくりと下る。
|
|
|
急な下りも落ち着いて |
赤雪山への縦走路 |
赤雪山の東屋 |
やがて杉林の中のジグザグの道になり松田湖湖畔の自動車道に降りる。
ここからバスの待つダム広場までは歩いて10分、予定より1時間ほど遅れたのでお風呂は省いて新潟への帰路についた。
よく晴れ渡った関東の低山を充分満喫できた一日だったと思う。
みんなのHPはできるだけ多くの会員の感想を述べる絶好のチャンス、私も参加者がどんな感想を持っているのか知ってみたい。
今度の山行にはぜひ紀行文を書いてみたいと、そんな人が出てくるのを待っていますよ。
神聖な会HPに私の愚作が何度も並ぶのは会HPの品位を落とす。
さてさて、多人数での縦走はやはり時間がかかる。鎖場や急な下りなど、全員が渡り終えるまで待つしかない。
今回は最初のスタートが30分遅れだったので、正味30分の遅れで済んだ。
計画が少しきつかったかもしれないが、落伍者もなくみんなよく歩いてくれた。参加者の皆様、ご苦労様でした。
|
|
|
|