≪コースタイム≫
新潟駅南口(6:10)=(日東道、R113経由)…朴坂山登山口(7:30)…山頂展望台(9:45)…山頂広場奥宮参拝、昼食((10:00〜11:00)…下山・(往路を戻る)…朴坂山登山口(12:30)=古民家カフェ(12:35〜14:00)=桂温泉入浴(14:10〜15:10)=新潟駅南口(16:15) |
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≪紀行文≫ |
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今朝は気持ちよく晴れました。R290を走り荒川を渡ると前方に朴坂山の鋭鋒が姿を現しました。
集落内の細い車道を登ると朴坂神社の御堂脇から登山道が始まっていました。
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端正な山容です (1866) |
集落内を通って (1866) |
村の鎮守様に安全祈願を (1866) |
北西に聳える177mの独標から西へ派生する尾根に沿って小沢を回り込むように暗い杉林の中を登って行きました。
尾根を乗越し標識のある小鞍部に出て休憩しました。
昔、村営の栗園の名残の栗林があり、登山道に空の落ち栗が散乱していました。
三本ブナの脇を通過する辺りからロープが張られた急尾根に変わりました。胸突八丁の急坂は標高点374mまで続きました。
ロープにすがり、急坂に喘いで標高点まで登って小広場の見晴らし台に出ました。振り返ると東側が開けて眼下に朴坂集落と黄金の稲田と形のよい光兎山が望めました。
(俳句)阿賀北の国のまほろば豊の秋
北側は遠く日本海に淡く粟島が浮かぶ絶景です。
(俳句)晴れの贅(ぜい)みはるかす島秋山河 |
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朝の杉林はちょっと陰うつです (1866) |
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振り返れば光兎山が素晴らしい (2011) |
胸突き八丁奮闘中! (2011) |
日本海が見えるぞー (2011) |
いったん下り小峰を越すと急坂はまだ先へ続きました。
ゆっくりゆっくり急尾根を上った頃、ひょっこり要害山からの縦走路に出ました。
稜線の尾根は90度南東へ曲がって朴坂山へ続きました。
先週出会った麓の青年団の人たちが草刈をしてくれたおかげで、稜線歩きは快適でした。
展望台から正面に杁差岳と奥に飯豊本山が眺められました。
(俳句)峰よりの大秋晴を賜りし
山頂広場に鎮座する祠も三角点も周辺はすっきりときれいに刈り払いがされていました。
一等三角点本点にタッチしてから奥宮の祠の前に勢揃いしました。
これから新潟楽山会40周年の記念登山を祝して新しい紙垂とお神酒を供えて参拝しました。
参拝の後直会におさがりのお神酒を回して頂きました。祠と三角点の前で横断幕を掲げて記念写真に納まりました。
(俳句)連れ立ちて二礼二拍手秋の宮 (俳句)里秋の大山祇(つみ)の神の山
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一等三角点本点にタッチ (2011) |
杁差岳と奥は本山ね (2011) |
おごそかに二礼二拍手一礼 (2011) |
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日頃に感謝し安全祈願しました (2011) |
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おさがりの直会(ないらえ)は皆で (2011) |
山頂で集合写真 (1866) |
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下山後、青年会の人たちに勧められていたので集落内の古民家カフェに寄りました。
江戸中期から代々続く村庄屋の家という落ち着いた感じのいいレストランでした。
(俳句)コスモスの揺るゝ古民家レストラン
ゆっくり歓談した後、道の駅に移動して入浴して新潟に戻りました。
(おわり)
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奥宮で集合写真 (1866) |
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築100年余の村庄屋です (1866) |
こ洒落たレストランでした (1866) |
土蔵も立派です (1866) |
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団らんは奥座敷で (2011) |
寛ぎました (2011) |
お宝も拝見しました (2011) |
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