自然保護活動
レポート・紀行文
2015年
 2.21(土)〜22(日)
共に晴れ
平成26年度
新潟県山岳協会
冬山講習会
参加者 (紀行文) 2131 Y/S 
5名
楽山会会員参加者 (写真) 2131 Y/S
<一日目>机上研修:23名参加、新発田市滝谷 農村婦人の家

<二日目>実地研修:32名参加、新発田市滝谷 付近山域
≪紀行文≫
                            〜〜〜本番で失敗すれば仲間は助かりません〜〜〜

 登山を始めた頃は、雪山は怖いものだと思っておりましたが、一度雪山を体験すると雪山の素晴らしさに魅了されてしまいました。

 今回、県山協主催の冬山講習会が開催され、新潟楽山会から5名の若手会員(会入会から3年以内)が参加して雪山での確保技術などを学んできました。

<一日目>

 初日は17時から研修開始ですが、早く会場に着いたため我々だけで地図読みの自主研です。

 さて、研修時間になりました。
 県山協の阿部会長の挨拶、そして机上研修が始まりました。

 最初は「スタンディング・アックス・ビレイ(SAB)」の最新技術の習得です。

 講師から手順の説明、ロープとカラビナをエイトノット、ムンター・ヒッチ、‥‥スリングを結び??。
 ロープの結び方は当然分かっているのを前提に講義は進みますが……私、ロープワークよく分かりません(困った)。

 一通り説明が終わると、数名がペアになって其々実践です。

 さて、ロープの結びは??と困っていると、Hさんが“こうやって、こう”と手際よく結んで行きます。。
 それでも何とか手順は理解出来ましたが、基本のロープ結びに不安が残ります。

 もっとロープワークを覚えておけば良かったと後悔します。
地図読み自主研 講師によるSABの説明 Hさんのロープワーク


 研修は進み、「雪上支点のつくり方」などを学び、翌日は雪上で実践です。



 翌日の実践に不安を感じながら研修が終わり、懇親会で他の山岳会の皆さんと

 交流を深め一日目が終了しました。

 
懇親会 

<二日目>

 実地研修の場所からは飯豊連峰大日岳の真っ白な山容や焼峰山が間近に見えます。

 参加者の一部希望者は俎倉山登山です。登りたい気持ちを抑え実地研修会場に向かいました。

 さあ、昨日の机上研修どおり出来るかな?。

 スタンディング・アックス・ビレイ(SAB)、確実に出来るでしょうか?。

 本番で失敗すれば仲間は助かりません、皆さん真剣です。

 実地研修は雪上支点の作り方、雪崩発生時の捜索、そして救護者の搬送方法と進み二日間の研修が終了しました。
スタンディング・アックス・ビレイ(SAB) 雪上支点@
雪上支点A、
大人4名で体重を掛けても大丈夫
ビーコンで捜索 搬送方法