自然保護活動
レポート・紀行文
2015年
 4.3(金)
角田山
雪割草パトロール
参加者 (紀行文) 2070 S/F 
32名
(男性6名・女性26名) (写真)2070S/F 2051S/T
≪コースタイム≫
@角田浜(9:55-10:00)…灯台コース…山頂(12:05)…観音堂(12:30-13:15)…宮前コース…角田浜(15:00)
A角田浜(9:55-10:00)…桜尾根コース…山頂(12:00)…観音堂(12:25-13:15)…灯台コース…角田浜(14:35)
B角田浜(9:55-10:00)…宮前コース…山頂(12:10)…観音堂(12:30-13:15)…桜尾根コース…角田浜(14:35)
≪紀行文≫
                                〜〜〜可憐な花々を守ろう!〜〜〜

 新潟楽山会の自然保護活動は下記の“自然保護憲章”に基づく活動です。

  自然をとうとび、自然を愛し、自然に親しもう。
  自然に学び、自然の調和をそこなわないようにしましょう。
  美しい自然、大切な自然を永く子孫に伝えよう。

 今年もその自然保護活動の一環として実施された「角田山雪割草パトロール」に参加しました。
 “雪割草パトロール”と銘打っていますが、実際は“清掃登山”が中心で手にはトングとビニール袋と言う出で立ちです。
 良い天気だった昨年とは異なり、徐々に悪化するとの天気予報のもとではありましたが、32名の会員が参加した。

 参加人数が多いため3コースに分かれて実施。私は登り灯台コース、下り宮前コースに参加しました。

 集合時間前に全員が揃い、自然保護部部長の挨拶から始まり予定通りの時間に各コースが出発しました。

 灯台コースは海抜0メートルすなわち海岸から登り始めます。いきなり灯台を目指して急な階段が待っています。
 このコースは振り返ると素晴らしい日本海の展望が開け楽しめます。
 早速小さなゴミをゲットしました。
出発前にOさんから説明 いきなり灯台への急階段を登る 最初のピークから観た灯台

 また、このコースは階段あり、岩場あり、尾根ありと変化に富んだ登山道で、角田山では一番キツイコースです。
 灯台から梨の木平(今、梨の木はありません)までは結構急ですが、その後は広い尾根筋で上がった息も戻ります。
 この付近からは道の両サイドにカタクリの群生が続き壮観です。
 此処までは殆どゴミは落ちていません。
ちょっとした岩場 広い尾根筋 カタクリの群生に足を止める

 やや雨足が強くなってきたので雨着を着て暫く歩くと五箇峠からの登山道と合流。ここまで来ると山頂までは急なアップダウンはありません。
 山頂に向かう途中急な斜面の下に白いゴミを発見したHさんは果敢にも斜面を降りゴミを採取しました。
 やがて桜尾根からの道と合流すると山頂は直ぐです。桜尾根コースの人たちは既に通過したのだろうか。
五箇峠からの登山道との合流点 Hさんが果敢にも急斜面を降りてゴミゲット 桜尾根コースとの合流点

 山頂に到着後は広い山頂をくまなくゴミ拾いをします。山頂脇の急斜面の藪には結構ゴミが落ちていて、急斜面を降りたOさんはビール缶を2つも採取してきました。ただ斜面が急なため見えていても取れないものもありました。
角田山山頂に到着 山頂近くの斜面を清掃するOさん こんなビール缶が捨てられていました

 山頂から稲島方面に行ったところにある観音堂に到着すると桜尾根コースの皆さんは既に到着して我々を待っていてくれました。
 全員が揃ったところで昼食休憩、雨足が強くなってきたので観音堂をお借りし食事がとれたの感謝感謝です。
 昼食後、観音堂の前で集合写真を撮り、3コースに分かれて下山を開始しました。
観音堂での昼食
雨足が激しくなる中下山開始 観音堂前で集合写真

 下山し始め雨足がどんどん強くなり、靴の中にも雨水が入る始末で、おまけに雷と難儀を強いられましたが無事全員が任務を終え無事下山をすることが出来ました。
 例え天気が悪くとも健気に咲く草花を観ていると自然保護の重要性を強く感じ、その意義を受け止めることが出来ます。
 多くの会員にも是非体験して頂きたいものです。

≪桜尾根コース〜山頂〜灯台コースを歩かれた2051 S/Tさんからのご提供写真です≫
桜尾根コース入口 稜線を上がります 山頂までもう少し 山頂に到着
さあ下山です(灯台コースに向かう)  カタクリと共に美しい 岩場も慎重に
最後のピークが 灯台が観えてきました 灯台から海岸を目指して

≪今回出逢った花々≫ 
   
桜尾根の雪割草(2051 S/Tの提供)  
今回(灯台〜宮前)の清掃登山中出逢った可憐な花々(2070 S/F)