≪コースタイム≫
自宅=どんぐりの森キャンプ場(6:50)…7合目長助清水(7:40)…三の峰(8:10)…一の峰(8:30-8:50)…五頭山(9:00)
…中ノ岳(10:00-10:40)…三の峰(11:30)…7合目長助清水(12:00)…どんぐりの森キャンプ場(12:30)=自宅 |
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≪紀行文≫ |
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〜〜〜近い山、五頭山を楽しむ〜〜〜 |
天気予報の「晴れ」マークに誘われ、自宅から近い山「五頭山」へ、お目当ては白い飯豊連峰。
早朝のどんぐりの森キャンプ場の駐車場には車が3台、早々に身支度を整えて出発。
アイゼンとワカンを積んだザックが思いのほか重く感じられ、取りつきの坂はゆっくりカメさん歩行。
登山道に雪は無いが放射冷却で気温は低い、冷たい空気に顔を洗われ脳がシャッキリ目覚める。
朱色に染まった雲が空を流れ、まぶしい朝日が顔を出す。こんな朝を迎えられていることに嬉しさを感じる。
七合目の長助清水を過ぎると雪が登山道を覆い始めるが、幸いトレースがしっかりしていて歩行に支障はない。
標高を上げるにつれて徐々に雪が固くなり、靴底で斜面を削りながらゆっくり進む。
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登山口に雪は全くありません |
7合目から、登山道は雪で覆われます |
三の峰も雪はかなり少ない |
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朱色に染まった雲が朝空を流れます |
樹々の間から朝日が顔を出します |
眺望が開ける一の峰でザックを降ろす。まぶしい太陽の下、三又路から菱ケ岳まで続く稜線の先に雲海が大きく広がっている。
静寂が支配する中で、雲海と山と樹々が作る墨絵のような風景を眺めていると「来て良かった」という思いがこみ上げてくる。
しかし、期待していた飯豊連峰は、手前の枯れた樹々が目立ち過ぎて、今一つ強い存在感が感じられない。
どうしても飯豊連峰の大パノラマが観たくて、五頭山を往復した後、中ノ岳まで足を延ばす。
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太陽の下に雲海が広がっています |
墨絵のような風景だと思いませんか |
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菱ヶ岳への稜線の先に雲海が大きく広がっています |
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一の峰から飯豊連峰を望みますが・・・ |
五頭山から新潟平野と日本海が観えます |
三又路からトレースは若干少なくなるが足を運ぶのに問題はない。登山道脇の樹々の力強い曲線に視線が止まる。
振り返ると二の峰と一の峰に人の姿、この好天、これから沢山の人が登ってくるに違いない。
中ノ岳に着くと、期待通りの大パノラマが「よく来たな」と向けえてくれる。
お目当ての真っ白い飯豊連峰を眺めながら少し早い昼ご飯にする。
なぜ飯豊連峰はこんなに人の心を掴むのだろう? 観飽きない景色の中で、しばらく、静かな時間を過ごす。
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力強い樹々の先に中ノ岳が見えます |
振り返って二の峰と一の峰を望みます |
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中ノ岳では期待通りの景色が広がっています |
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白い飯豊連峰をアップします |
一の峰に戻ると予想以上の登山者で賑わっている、雪山を心配する家族にこの様子を見せれば少しは安心するだろうと写真を一枚パチリ。
ここで偶然楽山会・女子精鋭隊の皆さんと出会い挨拶を交わす「紀行文読んでいますよ」と嬉しい言葉をいただき下山。
早朝は固かった登山道の雪も緩み、アイゼンを取り出すことなく7合目へ。
この時期は登山道脇の樹々の葉が落ちて、後方の景色が良く観える。標高とともに変化する景色を楽しみながら登山口へ。
駐車場は平日にも拘らず約70台の車で満車、近くて良い山、五頭山の人気ぶりを実感する。
十分に楽しませてもらった五頭山に感謝しながら、いつものMay替え歌♪「帰って来いよ」を口ずさみながら帰路についた。
よろしければ、写真をご覧いただきながら、替え歌♪「帰って来いよ」を、みなさん、ごいっしょに〜
♪ちゃん・チャカ、チャンちゃか・チャ・チャ、ちゃんチャカ・ちゃか・チャン・チャン♪・・・
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♪無事に帰ってきてくれと |
♪出がけに家族が言っていた |
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♪あの時小さくうなずいて |
♪越後の空に誓ったことを |
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♪山に入って忘らりょか、帰ってくるよ、ケガはしないよ、笑顔で帰るよ〜♪ |
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