会山行紀行文 2015年
 11.17(火)
曇り
西蒲三山縦走(1/2)
弥彦山〜国上山
634m(弥彦山)
参加者 (紀行文) 2070 S/F
3名
(男性1名・女性2名) (写真) 2070 S/F
≪コースタイム≫
弥彦山スカイライン山頂P(8:35-8:45)…弥彦山山頂(9:15-9:20)…能登見平(9:45)…雨乞山(10:30-10:35)…黒滝城址(11:55-12:10)
…国上山(13:50-13:55)…ちご道…国上寺P(14:55)
≪紀行文≫
〜〜〜マユミと紅葉を愛でながら〜〜〜

 来年会山行の計画をされているNリーダーから下見を兼ねてのお誘いで、とても面白そうな
 “西蒲三山縦走ハーフコース”参加しました。

 しかし、天気予報は「曇り後雨」、午後から雨らしい。 

 リュックの一番上に雨着を入れいつでも着ることが出来るようにし、出発地点の弥彦山
スカイラインの山頂駐車場へ。
 弥彦の表参道から上がらない所がまた良い。
 西蒲三山縦走を真っ二つに切ればこのポイントがスタート地点になるからだ。

 登山準備を済ませてスタート、空には雲が覆ている。

 大平園地を背にケーブル―カー頂上駅に向かって登り、九合目を経て奥宮のある山頂
に到着。天気が悪い割には遠く佐渡や米山など望めた。
 
スカイライン駐車場で登山準備 大平園地を後ろに観て登って行く 9合目遠く佐渡も望めた
山頂(奥宮)に到着 山頂より寺泊港、遠くに米山を望む

 山頂を後にして、次のポイント雨乞山を目指します。
 山頂からはひたすら下山状態、途中の能登見平や雨乞尾根の山梨の巨木、振り返って観る弥彦山頂等を楽しみながら。
能登見平 雨乞尾根の山梨の巨木 振り返り観る弥彦山頂

 やがて、八枚沢との分岐点へ、ここは間違いやすいので要注意。
 このポイントを過ぎると初夏からは殆ど人が歩いていない模様で登山道は明確ながら藪っぽくなってくる。
 秋の草木が身近に感じてこれもまた良しかと思う。そしてピンク可愛い“マユミ”も沢山観ることが出来る。
迷いやすい八枚沢との分岐点 雨乞い山山頂から弥彦山頂を振り返り観る 分岐点以降は藪っぽくなる

 雨乞山からは急坂を一気に下り猿ヶ馬場峠へ。
 峠から車道を少し歩くと黒滝城址に向かう道標がある(間違い易いので注意)。
 ここから、登山道の様相が変わりやや暗い針葉樹林帯を下り、県道麓野積線に出る。
 県道麓野積線を下り降りると“搦手道入口”の石碑に着く。ここからが今日最大の急登りが待っている。
黒滝城址に向かう道標 県道麓野積線に出る “搦手道入口”の石碑

 鬱蒼と生い茂った樹林帯の急登りで途中小さな渡渉もあるが一気に登り、黒滝城址に到着。(この間迂闊にも写真を撮らず)
 城址後でトン汁を作りゆっくりと昼食休憩。ここで国上寺から上がってきた地元のHさんと合流、一緒に楽しいひと時を過ごす。
 空模様がだんだん怪しくなってくる頃下山開始。
搦手道入口付近(狭くて急) 黒滝城址 黒滝城址から下る急な階段

 黒滝城址からはやや狭い尾根筋を降り林道出合の登山口に出る。
 ここからは毎度のことながら何故作ったかはよくわからない荒れ果てた林道をどん詰まりまで歩く。
 林道のどん詰まりに国上山と剣が峰の分岐を表す道標が建っている。
 我々はここら国上山を目指して登って行くが斜度の割にはきつく感じる。この付近の紅葉は未だ美しかった。
 紅葉を楽しみながら登るキツイ登りもやや緩くなる頃蛇崩れと分岐点に出る。ここから山頂は直ぐ。
 林道出合の登山口  どん詰まりに国上山と剣が峰の分岐  蛇崩れ国上山との分岐点(山頂は近い)

 分岐路や一登りで国上山山頂。誰も居ない静かな山頂で休憩。
 天気の悪化が予測される空模様でも米山方向の遠望はよかった。
国上山山頂 山頂から米山方向を望む(肉眼では米山が観えましたが) 

 山頂から来た道を少し戻り、蛇崩れに。蛇崩れからは弥彦山の形良い姿が望めた。
 蛇崩れからは急な登山道を下り、紅葉が未だ楽しめる稚児道を進み国上寺駐車場の登山口に無事下山した。  
蛇崩れ付近から弥彦山を観る 未だ美しい紅葉が残る稚児道 国上寺稚児道登山口に無事下山

 標高的には弥彦山から下る山歩きだが、結構アップダウンがあり歩きごたえは十分にある。
 また、登山道からの遠望も良く、紅葉やマユミを中心に赤、青等の木の実、そして僅かだが花々等が楽しめる山歩きでもあった。