≪紀行文≫ |
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〜〜〜誰も会わず、もの寂しい山歩きとなった〜〜〜 |
来年の会山行計画を練っているとき、山形県のガイドブックにミズバショウが素晴らしいと記載された山が見つかった。これが熊野長峰だった。
春先に計画するためには今秋中に下見をしなくてはと急遽訪れた。
しかし、天気予報は芳しくない…どころか関東では“木枯らし一番”が吹くほど寒い。
日程的に変更が出来ない為、せめて降らないで欲しいと願いながら登山口に向かった。
予想通り、こんな日に訪れる人は居ない。広い駐車場に私の車が一台。
そして“熊出没注意”の看板だけがやけに目立つ。
何となく不気味なので熊鈴を鳴らしながら登山準備をした。
登山口の大谷貯水池は静かな佇まいと紅葉が美しかった。 |
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歩いた道(クリックで拡大) |
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登山口の大谷貯水池駐車場 |
コース案内図(あくまで概要図) |
登山口の大谷貯水池 |
歩き始めは湖畔に沿い良い眺めだが、直ぐに苔むした狭い登山道となり、その後広くなったり、急な階段状の道があったりと変化する道を登って行くと分岐点に来る。(この山の道標は分りやすいのか否か良くわからない) |
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明るい広い道も |
急な階段も |
分岐点の道標 |
分岐点を左に進み山頂に向かう。
多少のアップダウンはあるが大きな高低差も無く山頂に到着。
山頂には東屋があり、そこから庄内平野が眺望できる。
次に“龍頭の池”に行きたいのだがここの標識は湿原@とかAと表記しかも180度反対方向(良くわからない)。 |
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山頂の東屋 |
山頂から観る庄内平野 |
良くわからない道標(湿原?) |
あまりにも寒いので山頂での休憩も無く移動することにしたのだが、登山道が良くわからない。
山頂に窪地がありその中に石のお社が祀ってあり、その向こうに小さな階段を見つける。
その階段を超えると暗い樹林帯に細い道が続いていた(多分この道だろう)。
やがて龍頭ノ池の標識はあるも池らしきものは無く、直ぐに広い登山道に出た。 |
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山頂の窪地に祠、その向こうに階段 |
龍頭ノ池に向かう樹林帯(道が狭い) |
龍頭ノ池を過ぎると道も広くなる |
やがて登山道は林道らしき道に出る。
ここ左手には虚空蔵山登山口と小さく書かれた道標があり、右手には1号湿原云々と書かれた道標、そしてその先には龍尾ヶ池云々と書かれた道標が建っている。(ここの登山道は標識の記載事項名が統一されていない)
龍尾ヶ池には丸太の木道が伸びているが水はない。 |
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虚空蔵山登山口(1号湿原?) |
直ぐに標識は龍尾ヶ池と書かれている |
龍尾ヶ池(水は無い) |
龍尾ヶ池を過ぎて暫く進むと、山頂に続く分岐点に戻ってきた。
ここから、滑りそうなる道に気を付けながら大谷貯水池畔に戻ってきた。
紅葉を楽しみながら池を一周して駐車場に戻った。
休憩も無く、何も食べず飲まずで走るように駆け抜けてしまった感が強い山歩きが終わった。 |
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分岐点に戻る |
大谷貯水池を一周 |
追記:今回は全く人と会わず寂しい山容ではあったが、春の水芭蕉が美しいと言われているので実施に向けて計画書を作成していたが、同伴者の印象や全体的な雰囲気で今回は計画から外した。 |
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