会山行紀行文 2015年
 9.18(金)〜19(土)
晴れ時々曇り 濃霧
(おやま)
立山(雄山)
2158m
参加者 (紀行文) 2070 S/F
4名
(男性2名・女性2名) (写真) 2070 S/F
≪コースタイム≫
≪9/18(金)≫晴れ時々曇り
新潟駅(6:10)=立山駅(9:10-9:30)≒美女平(9:45)=室堂(10:35-11:15)…一ノ越山荘(12:25泊)
≪9/19(土)≫濃霧霧雨後晴れ
一ノ越山荘(7:10)…雄山山頂(8:10-8:40)…一ノ越山荘(9:20-9:45)…室堂(10:40-11:15)=往路=新潟駅(18:05)
≪紀行文≫
〜〜〜素晴らしい大展望が待っていた〜〜〜

 友人から声を掛けて頂いて急遽立山(雄山・竜王岳)に行くことになったものの、天気予報が芳しくない。
 シルバーウィーク前ではあったが一ノ越山荘に予約の電話を入れ出発、室堂で天気が悪ければ引き返そうと決め。

≪9/18(金)≫晴れ時々曇り
 立山駅で車を停め、ケーブルカーに、そしてバスに乗り換え室堂を目指すも濃い霧の中、スピーカーが景観をアナウンスするも何も観えず。
 「駄目かもしれないね」と会話しつつ室堂に近づくと青空が観え暖かい陽射しも迎えてくれた。

 早い雲の流れで雄山も大汝も剣前も観えたり隠れたり、でも暖かいみくりが池のほとりで昼食を広げ景観をおかずに美味しく頂く。
青空が観えるも雲の流れが速い みくりが池で昼食

 しかし、雲がどんどん広がり青空が無くなってきたため、一ノ越山荘まで急ごうと昼食休憩を早々に止め出発。
 美しい草紅葉もガスで霞み、また雄山は完全に雲の中、そしてこのような天気では行きかう登山者もまばら。
 そんな中何とか一ノ越山荘に到着。到着し暫くすると大粒の雨が降ってきた。
草紅葉も霞む 山が雲の中に 一ノ越山荘に到着

 天気の関係で早々に小屋に入るも、暖かい飲み物等を頂きながら談笑し過ごす。

 夕食はポタージュスープを中心にとても美味しく頂く。
 夕食時友人が先日越後駒で達成した100名山のお祝いにと駒ヶ岳をモチーフにした
 パッチワーク作品をプレゼントしてくれた。
≪9/19(土)≫濃霧霧雨後晴れ
 夜通し聞こえていた雨音も止まず朝を迎えた。
 雄山に登らず下山しようとの意見もあり、既に下山し始めた他の登山者も居たが少し様子を見ることにした。 

 霧は晴れないものの雨が上がったので濃霧の中雄山に向かった。 しかし、雷鳥平から吹き上げる強い風に閉口する。
 濃霧で良くわからない登山ルートだったが、何とか山頂三角点にタッチするも何も観えず。
 すご其処に立つ山頂の雄山神社のお社も霞んで良く観えない。

 社務所内で安全登山のお祓いを受け、雄山神社をお参りし早々に下山開始。
濃霧でルートが分り辛い 山頂三角点 雄山神社が霞んで見えない

 おり始めたら、急激に雲が薄くなり青空が出始め、西の空には虹も観える。
 振り返ると山頂の建物が観え青空も広がる。
 一ノ越まで戻り振り返ると青空が大きく広がっていた。
虹がでた どんどん雲が消えていく 一ノ越から雄山を振り返る

 メンバーと話し合い、竜王岳に登らず室堂に戻ることにした。

 下山し始めると室堂や雷鳥平方面はくっきりと観え、素晴らしい展望となっていた。また連休のスタートでもあり登山客が大勢登ってきた。
 下山途中別山や剣御前を観ながら「また剣に来たいな」との思いになった。
室堂を見下ろす 大勢の登山者が上がってくる 剣御前の方向(秋の装い)

 混雑する室堂で大展望を眺め、美女平行のバスの乗る。
 しかし、発車し暫くするとバスは濃霧の中に、やはり晴れていたのは雲上の世界だけだった。
 今回は計画の半分以下の山旅ではあったが十分に立山の秋を楽しむことが出来た。
 
 室堂からの大展望(継ぎ合わせですが)

≪室堂(みくりが池)周辺で出逢えた花々≫