会山行紀行文 2015年
 9.06(日)〜07(月)
共に雨・霧
(たてしなやま)(きたよこだけ)
蓼科山・北横岳
2530m  2480m
参加者 (紀行文) 1914 E/S
団体登山に参加
(写真) 1914 E/S
≪コースタイム≫
≪1日目(9/6)≫
新津(6:00)=蓼科山7合目登山口(10:50-11:10)…将軍平(12:47-13:15)…山頂(13:55)…将軍平(14:30)…大河原峠(16:13)
…双子山(16:53)…双子池ヒユッテ(17:30)
≪2日目(9/7)≫
双子池ヒユッテ(7:00)…亀甲池(7:45)…北横岳(9:47-10:00)…北横岳ヒユッテ(10:19)…坪庭(11:06)…ゴンドラ山頂駅(11:16)
≒ゴンドラ山麓駅(12:00)=川原の湯=新津(18:30)
≪紀行文≫
〜〜〜霧に覆われて何も〜〜〜
≪1日目(9/6)≫
 天気予報は良くないのですが以前から参加を決めていた山行で、日日変更は難しく雨の中歩くのを承知で蓼科山に向かいました。
 途中高速道事故で通行止め区間が有り国道を迂回したので登山口に着くのが予定より遅れました。
 雨の中準備を整え7合目登山口の鳥居をくぐり緩い樹林帯の中を歩きます。
 馬返しを過ぎると急登になり天狗の露地で休憩します。
 私達出発が遅いので下山する人達に多く会いました。雨降りでも百名山で短時間で登れる山なので多くの人が登って居るのでしょう。 
7合目登山口より出発 樹林帯の登り 将軍平は直ぐそこ

 将軍平の蓼科山荘の前で雨に打たれながら昼ご飯を食べた後ザックを此処に置き山頂まで往復する事にしました。
 大きな石の間の急登りで雨水の流れる所を滑らないように慎重に登ります。途中にはクサリ場も有り目印を探しながら登ります。
将軍平で休憩 山頂を目指して クサリ場も有ります

 山頂ヒュッテを過ぎると風も有り横殴りの雨の中を山頂まで行き直ぐ下山します。
 雨の中の下山は登りより慎重に下りました。
山頂三角点 山頂で 雨でも風でも皆元気です

 将軍平からは樹林帯の中を大河原峠迄下り此処より双子山を目指します。
 双子山の平らな山頂尾根を少し歩き樹林帯の中を今日の宿、双子池ヒュッテ迄下ります。
大河原峠 此処より双子山に登ります 雨の双子山山頂 双子山山頂尾根歩き

 ヒュッテには先着の女性2人だけで殆ど貸し切りでした。

 食堂の横の薪ストーブの有る乾燥室で雨具その他の濡れ物を干します。

 部屋は大部屋では無く個室を使用できました。

 夕ご飯の後消灯迄の時間明日の準備をして就寝しました。 
     双子池ヒユッテ前で
≪2日目(9/7)≫
 朝起きると雨は降っては居ませんが山の上の方は霧が掛かっています。

 朝食前に双子池の雄池まで下りてみる。 綺麗な水で池の底が良く見えます。 
 双子池の雄池   双子池の雌池

 食事の後雨も予想されるので雨具のズボンを着けての出発に成ります。
 双子池の雌池の畔を半周して樹林帯の中を亀甲池を目指します。
 少し登り降りた所が亀甲池、池の中に多くの石が有って亀の甲羅の様に見えるから着けた名前でしょうか?池のほとりで1人の若者が静かな
池を見ながら食事中でした。 此処より今日1番の登りが北横岳迄続づきます。 
亀甲池 亀甲池より北横岳へ 北横岳へ

 何度も休憩を入れながら北横岳に着きます。
 晴れていれば眺望の良い山なんでしょうが周りは霧に覆われて何も見えません。残念ですが昨日の蓼科山の様に雨に降られないだけでも良いかと思いました。
 北横岳は北峰と南峰が有り此処は北峰で少し休憩します。
 北峰の方が標高は少し高いのですが三角点は南峰にあります。
 北横岳北峰で 北横岳北峰  北横岳南峰の三角点
 
 南峰を通り後は良く整備された登山道をゴンドラ山頂駅まで下るだけです。

 北横岳ヒュッテで休憩し坪庭に着いた頃雨が少し降って来ましたが此処からゴンドラ山頂駅まではいくらも無いので余り濡れる事も無く山頂駅に着き7分ゴンドラに乗り、後はマイクロバスで途中の河原の湯に入り昼食後新津に帰りました。

                                          (おわり)  
 左のYさんはハーモニカおじさんです
 坪庭  坪庭を下る 終点のゴンドラ駅