≪紀行文≫ |
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〜〜〜此のまま余り人が入らず自然が残るといいな〜〜〜 |
福島県川入から山形県飯豊町へ抜ける大規模林道の飯豊檜枝岐線が7月1日より通行できる様になり飯豊トンネル東口より飯豊山へ行けるそうです。
行って見たくなり日帰りで三国岳迄登って来ました。トンネル出口の広場に駐車して登山の準備をします。
飯豊トンネルは1998年に完成したそうですが林道が開通したのはそれから15年後の2013年だそうです。此処の標高は830メートルと飯豊の登山口では高い所にあります。
私にとって飯豊への登山口は10カ所目に成りどんな所かワクワクした気持ちに成ります。
登山口の案内板は有りませんが「国有林からのお願い」の看板が有りその横から登ります。
1分位で沢が二つ合流した所に「飯豊山川入切合登口」と書いた標柱が立っていました。 |
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トンネル完成から15年後に林道開通 |
登山口 |
登山口の標柱 |
此処よりブナ林の急な登が始まります。川入切合の分岐に着きます。
此処の標柱では今登って来た所は「ブドウ沢口」で何かややこしい標柱です。此処より今までよりもキツイ登りが始まり五段山に着きます。
分岐で広く刈り払われた道は大日杉へ行く登山道です。 |
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川入切合 登山道の分岐場所 |
川入切合の案内板 |
五段山、此処か大日杉小屋への分岐有り |
此処よりの道はアップダウンも少なく湿地帯の歩きで道の真ん中にはミズバショウも有り又小さな湿原を横切り登山道脇にはモウセンゴケ、トンボソウ、キンコウカ、イワイチョウなどの湿地に咲く花も多く有り人も余り通らず自然が残った気持ち良い登山道です。 |
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牛ヶ岩山 |
湿原の中の登山道 |
五枚山 |
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左、三国岳から飯豊山へ続く縦走尾根 |
御前山 |
地蔵山から先の登山道は飯豊へのメインルートで多くの人が歩いています。
此のコース1番の難所剣ヶ峰の登りが始まります。岩場歩きなので三点確保で歩かなければなりません。
愛用の杖は折りたたみが出来ないので今日は収納可能なストックを持参しました。
剣ヶ峰の岩場を登るのは今日で3度目です。
鎖などにつかまり剣ヶ峰の標柱で記念写真を撮りその後も慎重に岩場を登り三国岳の小屋に着きました。 |
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地蔵山の小さなお地蔵様 |
剣ヶ峰の岩場 |
剣ヶ峰 |
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小屋の周辺では多くの人が休憩や食事中でした。
私達も小屋の裏の日陰で飯豊山を見ながら昼ご飯にしました。
この時間になると下山する人も多く又多くの人が登って行きます。
今日は切合小屋までの人が多かったです。
梅雨も明け飯豊も夏山シーズンで小屋も込み合っている事うでしょう。 |
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川入からの飯豊山へメインコースの剣ヶ峰 |
三国小屋裏からの飯豊山 |
三国岳避難小屋 |
食事の後小屋の管理人さんは新津の人なので挨拶をしてから帰る事にしました。
今年で4年目で期間は2カ月、その間1度も自宅には帰らないそうです。
優しそうな人で親切な人でした。
帰り剣ヶ峰は気を付けた下山しえ下さいと言って貰い私達が見えなくなるまで小屋の横で手を振ってくれていました。
剣ヶ峰登りは3度目でしたが下りは初めて、 又左眼が良く見えず下りは怖く苦労します。 |
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地蔵山から五段山まではアップダウンも少なく平な道が多く湿地帯の歩きで気持ちの良い登山道です。
歩く人も少なく他の登山道は多くの人が歩いて居るのに此のコース今日は誰にも会いませんでした。その為手付かずの自然が残って居る貴重な場所です。
此のまま余り人が入らず自然が残るといいなと思いました。 |
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歩いて来たルート、
左から牛ヶ岩山 地蔵山 剣ヶ峰 |
剣ヶ峰下山中 |
地蔵山 |
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小さな湿原 |
小さな湿原歩き |
湿原歩き |
五段山からの下りは疲れた身体には厳しく途中の川入切合で休憩、持参の水2リットル全部飲み干し途中の小さな沢を横切る時手ですくって少し水を飲み喉を潤す。
夏場は多めの水を持参しなければと反省しました。
登山口に着き冷たい沢水を飲み顔を洗い着替えた後登山口を後にしました。
五段山から地蔵山までの登山道アップダウンも少なく誰にも会わず静かな山歩きが出来きて満足の1日でした。 (おわり) |
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五段山の下り |
無事下山 |
≪山行中出合った花です≫ |
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