会山行紀行文 2015年
 5.29(金)
晴れ
(あわがだけ)
粟ヶ岳
1292m
参加者 (紀行文) 1914 E/S
8名
(男性4名・女性4名) (写真) 1914 E/S
≪コースタイム≫
 七谷コミセン(7:30)=五百川登山口(8:00-8:15)…粟薬師、5合目(9:40)…午の背(11:20)…粟ヶ岳山頂(11:55-13:16)
…五百川登山口(16:16-16:25)=七谷コミセン(16:55)
≪紀行文≫
                                〜〜〜私の為に快気祝の山登り〜〜〜

 最近良く参加して居た粟ヶ岳山開き、今年は参加する事が出来ませんでした。
 山開きの日は7階の病室のベットの中より粟ヶ岳を眺めて居ました。
 退院後高立山の仲間が粟ヶ岳に行けなかった私の為に粟ヶ岳快気祝登山を計画してくれました。
 連絡を貰った時は本当に嬉しかったです。

 七谷のコミセンの駐車場に集合、3台の車に分乗して五百川の登山口を目指します。駐車場には既に10台以上の車が停まって居ました。

 準備の後今日は私が先達をする事に成り病み上がりなので休憩や時間は多く取ることで歩き出します。

 このコースを歩くのは8年ぶり4度目に成ります。歩き出しますが殆ど記憶に在りません。

 用水路沿いに車道を歩き橋を渡った先が2合目、川沿いのへつり道を歩き猿飛びの滝の上を渡り元堂を過ぎると登りが始まります。
五百川登山口 鉄製の橋を渡る  猿飛滝の上を渡る

 3合目を過ぎ4合目が粟石跡だそうです。新潟地震で沢に落ちたそうです。どんな石が有ったのか今日のメンバーで知る人は有りまでんでした。
三合目 どんな石が有ったのでしょうか? 疲れたの、大丈夫

 綺麗なブナ林に入り薬師の水場で冷たい水を飲み粟薬師の5合目で休憩します。薬師様に病後の回復を祈りました。
薬師の水場 粟薬師 7体の石仏が有り
病後の回復を祈願する
クサリ場

 此処より直ぐ尾根に出た所が分岐で袴腰よりブナの道を歩き此処まで来た事が有ります。


 今日は暑く尾根に出ても風は余り無く汗が噴き出ます。

 途中に咲いているイワカガミやタムシバの花が疲れた身体を癒してくれます。
イワカガミ等の花々が身体を癒してくれます 目指す山頂
 
 8合目より加茂コースの尾根や小屋が良く見えます。此処まで来れば午の背を通過して山頂は直ぐ先です。
 私の疲れも有り此処より女性達に先頭に出て貰います。
 会山行もそうですが女性陣の元気の事、タムシバの咲く登山道を元気に歩き山頂に着きました。
午の背越え カタクリやショウジョウバカマも タムシバ咲く登山道

 ヒメサユリは少し先の様で山頂には先客が1人居るだけでした。


 山頂からは何時もの様に五剣谷岳、青里岳、矢筈岳と3年前の縦走を思い出して眺めます。


 先ずノンアルコールのビールで乾杯!私の快気祝をして貰いIさん手作りのチーズケーキで祝福して貰いました。

 1時間余り山頂で過ごし下山する事にしました。
 
     山頂直下の登り、女性は強い
今年初めての山頂 青里岳、矢筈岳
手作りのチーズケーキ 守門岳
 
 午の背に来た頃県警のヘリが山頂を旋回して私たちの頭上を通過して行きました。

 登りもそうでしたが下りも時間を掛けて下山しました。

 途中薬師の水場でブナ林から湧き出る美味しい水お飲み休憩の後登山口に着きました。

 今日は私の為に快気祝の山登りをしてくれた仲間、私の為にチーズケーキを作ってくれたIさん有難う御座いました。

 今日は本当に嬉しい1日でした。時間は掛かりましたがでもまだまだ山は登れそうです。
下山開始
7合目の山小屋 ヒメサユリ 頭上を旋回する県警のヘリ
ブナ林の下山
 岩場の下山  橋を渡れば登山口は近い 川沿いのへつり道 

 手術するたびに身体の機能が失われます。

 今回の手術は唇や顎もしましたので食べ物を噛む機能が弱く成り大きな物や硬い物が食べられません。
 でも大好きなアルコールを飲むには支障ありません。

 もう厳しい山は無理かもしれませんがでも体の動ける間は里山など歩きたいと思っています。
                                           (おわり)
 無事登山口へ