会山行紀行文 2015年
 5.24(日)
晴れ
(ひがしくろもりやま)
東黒森山
766m
参加者 (紀行文) 2070 S/F
4名
(男性1名・女性3名) (写真) 2070 S/F
≪コースタイム≫
新潟(6:00)=荒川胎内IC=県民の森中央広場(8:30-8:45)…大沼周回…みこくば沼(9:55)…東登山口(10:10)…東黒森山山頂(10:45)
…西登山口(11:05)…家族広場(11:10-12:20)…ドジョウ沼(12:45)…板橋沼(12:50)…中央広場(13:10)=パレス松風=新潟(17:30)
≪紀行文≫
                            〜〜〜新緑と花に恵まれ、静かな山散歩〜〜〜

 山と渓谷社の「分県登山ガイド“山形県の山”」に掲載されていて、春は新緑と花々、秋は紅葉が素晴らしいと記載されていた“東黒森山”。
 またこの山の麓に広がる県民の森公園には大小様々な池や沼が点在しトレッキングコースとしても興味を持って居たので、急な思い付きで登ってみた。

 駐車場のある県民の森公園中央広場に到着すると「広い!、綺麗!」と思わず声が出てしまうほど、大きな駐車場を備えた公園だった。
 管理事務所か何処かでパンフレットがあればと探すも誰も居ない。「早すぎたかな?」。

 取り敢えず登山準備をしてガイドブックに沿った道順で歩くことにした。

 駐車場すぐそばに大きな沼“大沼”があり、釣り人が釣り糸を垂れたいた。

 大沼の向こうに今日登る東黒森山が観え、湖面に写っていた。

 歩き初めて直ぐに“大沼神社”の小さな鳥居があり、沼に半島の様にはみ出したところにあるお社に今日の安全登山を祈念した。

(クリックで拡大)
県民の森中央広場入口 大沼と後方が東黒森山 大沼神社

 大沼の周回路は一部舗装されているが、途中から歩きやすい道となる。木々の間から車を停めた中央広場も望めた。

 湖畔から少し離れ稜線コースを進むと静かな林の中に東屋が建っていた。休憩に最適。
湖畔の静かな登山路(遊歩道) 中央広場の対岸から 稜線コースに建つ東屋
大沼周辺で出逢えた花々

 稜線コースを進み、“家族広場”を示す道標に沿って進むと眼下に家族広場と後方に“東黒森山”が観えてくる。
 広場に降りると静かな佇まいの“みこくば沼”があり、周辺には緑一杯の広場や様々な花が咲いていた。

 沼で暫く景観を楽しんだ後、家族広場の駐車場脇の“東登山口”に向かった。
 ここからが一応登山道となる。 
家族広場と東黒森山 みこくば沼 東登山口
みこくば沼周辺で出逢えた花々

 登山道は段差こそ少ないが階段が続き、結構な登りとなる。
 暗い針葉樹を過ぎると紅葉(もみじ)の緑が美しい、秋の紅葉は素晴らしいのではと思う。

 山頂の展望台は崩落しており使えず、期待した大朝日の展望は叶わなかった。
 危険ロープが張り巡らせてある山頂での長居は不要とすぐ下山。西登山道の九十九折を下って行くと僅かな時間で西登山口に降りる。
いきなり結構な登りとなる 途中からモミジが目立つ 西登山口に下山

 西登山口から直ぐの家族広場で昼食をとることにしたが、こんなに広くて美しい広場なのに誰も居ない。しかも今日は日曜日なのに。
 結局昼休みの間誰も来ず、なぜだろう?。
 昼食後はドジョウ沼や板橋沼を経由して中央広場に戻ることにしたが、歩行中も誰にも会わない。

 板橋沼から小さなピークを越えて中央広場に入ったところ、多くの人々で賑わっていた。
 この広大な公園で人気があるのは中央広場とその周辺だけなのだろうか?

 でも、静かな山歩きを堪能したので満足。帰路日帰り温泉“パレス松風”に立ち寄った。
 このお風呂、大きくて立派なのに今どき300円と言う安さに驚いた。 
この木陰で昼食 どじょう沼(大きな魚が観えた) 板橋沼
東黒森山〜家族広場〜ドジョウ沼〜板橋沼〜中央広場の間で出逢えた花々