≪コースタイム≫
≪4/27≫
新潟発(7:10)=戸倉第一駐車場(10:15)=鳩待峠(11:25-11:50)…山の鼻(12:45)…竜宮小屋(14:30)…見晴・燧小屋(15:05・泊)
≪4/28≫
燧小屋発(5:00)…東電尾瀬橋(5:25)…与作岳(7:50)…景鶴山山頂(9:10−9:40)…東電尾瀬橋(12:00-12:20)…竜宮小屋(13:00)
…山の鼻(14:20)…鳩待峠(15:40)=戸倉第一駐車場(16:50)=新潟着(19:55) |
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≪紀行文≫
〜〜〜早春賦・尾瀬の山を登る〜〜〜
景鶴山は300名山、越後100山の一つになっています。
植生保護のために雪のある時にしか入山できないため、鳩待峠まで入れるようになったこの時期、それも晴れた日を狙って出かけました。
山名の由来は、登山道がなかったために、密生している笹をかき分けて斜面を這いずるようにして登らねばならなかった。
この「這いずる」というものが訛って「へえずる」となりやがて「けいずる」となったそうです。
戸倉には満車の表示、シャトルバスに乗り換えて鳩待峠に向かいます。
戻って来たばかりの人に「アイゼンがあった方が楽ですよ」のアドバイスを受け、アイゼンを付け出発。
川上川に沿って山の鼻に向かいますが、水の音もなにやら軽やかです。
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満車の鳩待峠 |
川上川に沿って歩く |
雪に埋もれる山の鼻 |
山の鼻はまだまだ雪の中、雪原にテントが幾つかあります。
この時期、ここでテント泊もいいな〜。
これより尾瀬の雪原歩きのスタートです。
初めのうちは目が慣れず、ルートを取るのにウロウロ。
燧ヶ岳をラウンドマークに、とにかく一直線の歩きです。
それにしても尾瀬ヶ原は一面の雪原、もう少し雪解けが進んでいると思っていました。 |
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尾瀬ヶ原歩きスタート |
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橋の除雪作業中 |
遥かな燧ヶ岳 |
掘り出された木道 |
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明日登る景鶴山 |
割れ目には注意 |
竜宮小屋に到着 |
長〜い雪原歩きを終え、見晴の小屋にようやく到着。どの小屋もシーズンに備えて準備に忙しそうでした。
宿泊した燧小屋は雪の被害を受けたのか屋根が傾いていました。
宿泊客も私たちの他1名で、静かでゆっくりとできました。お風呂にも入れ、美味しい食事をいただき大満足でした。
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近づく燧ヶ岳と見晴 |
泊まった燧小屋 |
屋根の布団干し |
28日は5時に小屋を出発、見晴十字路より東電尾瀬橋まで雪原歩き。燧ヶ岳より朝日が昇ります。
笠山のコルからはブナの原生林の尾根登り、なかなか急登です。
1653mピークを過ぎようやく緩やかな歩きになるが与作岳はまだ遠い。
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夜明けを待つ至仏岳 |
東電尾瀬橋を渡り |
笠山とのコルへ |
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ブナ林の登り |
樹林はシラビソに代わり |
やっと見えたピーク |
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至仏山が見えます |
与作岳に向かう |
景鶴山頂は岩山 |
与作岳から一旦下り、景鶴山へ登り返します。
尾根はナイフエッジと聞かされていたので、私は荷物をデポしピッケルを用意して出発です。
予想通り細い尾根、慎重に一歩一歩。岩をトラバースの斜面が一番きつかったです。
山頂は狭く、後から登って来た若者たちとで一杯に。
危ない所には長居無用、往路を戻ります。東電尾瀬橋について一段落、お昼にしました。
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見えてもまだ遠い |
景鶴山の登り |
雪の細尾根 |
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ここは慎重に! |
オ〜こわい! |
山頂まであと少し |
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山頂からの尾瀬ヶ原 |
山頂からの平ヶ岳 |
若者たちと燧ヶ岳 |
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写真にはでない高度感 |
急斜面は要注意 |
ようやく東電尾瀬橋 |
東電尾瀬橋からはひたすら雪原歩き、バスの時間があるので気が急きます。歩いても歩いても・・・、忍耐あるのみ。
鳩待峠が見えてきて嬉しかったこと、よ〜く歩きました。
鳩待峠で飲んだコーラの味は格別でした。
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至仏山に向かって歩くのみ |
人為的に穴を掘って出された木道 |
やっと鳩待峠に到着 |
≪鳩待峠の交通費事情≫
鳩待峠が満車だったために戸倉からシャトルバスを使用しました。
バス代片道930円×2人×2=3,720円、戸倉の駐車代1,000円×2日間=2,000円 合計 5,720円でした。
もし、鳩待峠の駐車場が入れたならば駐車代 1日目2,500円+2日目1,000円=3,500円になります。
28日下山してきた15:40頃の駐車場はたくさん空いていました。駐車場に入れるならこの頃が良いのかも知れません。
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