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まだこんなに雪が有るのに桜が咲いた
「桜坂三本桜」 |
ブナ林を行く |
6合目の尾根に出る |
6合目の「天狗岩展望台」に出るとグット視界が開けた、大休憩を取る。
ここから見る天狗岩は絶景です。これを見ただけで来た甲斐が有ったものだ。さっそくカメラを出しパチリパチリと写真を撮った。
青空も覗いて、割引岳、ニセ巻機山、ヌクビ沢、天狗岩の絶景を充分に楽しむ事が出来た。
6合目からは東方向へ尾根に沿ってニセ巻機山を目指す。アイゼンがよく利いて気持ちよく登れた。
7合目も大展望だったので大休憩をした。
ここからはブナ林から森林限界となり、尾根が大雪面化していた。
「ガスられた時は大雪面にあるこの一本の立木が下る時の目印だ」この景色を頭に叩き込んでおこう。
見渡すと谷川岳、鋭利な尖がり山万太郎山、越後のマッタ−ホルン大源太山が飛び込んでくる。遠くに苗場山も。 |
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6合目の天望台より天狗岩とヌクビ沢を望む |
6合目の天望台よりニセ巻機山を望む |
7合目より遠くに苗場山を望む |
さらに登って行くと8合目、笹やぶの草付きが目印だ。
8合目からは何処を歩いても良いのだが、雪道を行くか夏道を行くかを選ぶ事になる。
気分次第だがアイゼンを履いたままで夏道を行く事にした。歩きずらいがちょっとの我慢、15分くらいで又雪道となる。
そしてほぼ予定通り10時15分9合目ニセ巻機山に着いた。
ここで南魚沼市の岳友Iさんにバッタリ遭遇、「やあやあ情報ありがとう」「やっぱり来ましたね」と挨拶を交わす。
「山頂まで30分位なので早くいかないと降ってくるよ」とアドバイスを戴く。
ここまでは時々陽が射していたが、いつの間にかすっかり曇り空となっていた。
山頂は目前だ、よく見える。風も少し出て来たので急ぐ事にした。
避難小屋まで少し下り最後の急登を行くと、そこは迫力ある魚沼三山「ハナコ」の大展望が待っていた。曇っているがはっきり見えた。
風の当たらないオオシラビソの陰で昼食とした。
時々チラチラと雪が舞ってきた。もっと眺めていたいが、予報は昼から雨で雲行きがあやしくなってきたので、またお天気の良い時に来る事にして早々に下る事にした。
下りの8合目からは雨に変わりテンションが下がってしまった。
「天気が良いと富士山も見えるんだよねえ−」と同行者がつぶやいた、私は「またピ−カンの時に来るぞ−」と心に誓った。
巻機山の残雪期は、目印の赤布が殆ど無く、駄々広いぶな林や7合目からの上の広大な尾根はル−トファイディングが難しい地形と思った。 |
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ニセ巻機山より山頂を望む |
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8合目より谷川連峰の山々を望む |
山頂より魚沼三山「ハナコ」を望む |
(おわり) |