会山行紀行文 2015年
 04.11(土)〜04.12(日)
小雨と濃霧  晴れ 
(ごずさん)(やひこやま)
五頭山・弥彦山
974m
  634m
参加者 (紀行文) 2070 S/F
5名
(男性2名・女性3名) (写真) 2070 S/F
≪コースタイム≫
≪4/11≫五頭山(三峰コース)
自宅(6:20)=どんぐりの森(7:30-8:25)…三ノ峰(10:10)…二ノ峰(10:20)…一ノ峰(10:30)…三ノ峰避難小屋(10:45-11:30)…どんぐりの森(12:40)=新江の桜並木=自宅(15:00)
≪4/12≫弥彦山(裏参道コース)
自宅(7:00)=西生寺(7:50-8:00)…能登見平(9:05)…山頂(9:50-10:35)…西生寺(11:50)=自宅(13:00)
≪紀行文≫
                       〜〜〜残雪と濃霧に翻弄された五頭、見事なお花畑の弥彦〜〜〜
≪4/11≫五頭山(三峰コース)
 新潟の春山を歩きたいと言う友人と近くの友達と一緒に五頭山に行くことになっていたが天気予報は“朝方まで雨、後曇り”。
 迷うところだが日程に余裕のない友人のことも考慮し登山を決行した。

 しかし、登山口のは一台の車も居ない(こんな天気に居るわけがない)。
 登山口の駐車場で雨が小雨になるまで小一時間待機し出発。
 徐々に雨は上がってくるも、霧が濃くなってきた。
どんぐりの森駐車場付近 三ノ峰コース入口 徐々に霧が濃くなってくる

 登山道にも少しずつ残雪が目立ち始め、その残雪も中が空洞になっておりとても歩き辛い。
 それでも長助清水分岐までは登山道は明確で迷うことはなかったが、三ノ峰につながる尾根筋は殆ど残雪歩き。
五合目を過ぎると柔らかい残雪で歩き辛い 長助清水分岐 三ノ峰に向かう

 三ノ峰が近づくと、残雪と霧も濃くなり、ほとんど登山道が分らない状態。
 多くの踏み跡があちらこちらに存在し、且つ今朝までの雨でかなり不明確。

 それでも何とかいつもとは異なる斜面から三ノ峰に出ることが出来た。
 三ノ峰から二ノ峰に向かうも、雪の北斜面から藪を越えて漸く二ノ峰に到着する始末。
残雪上の踏み跡が不明瞭 やっと三ノ峰到着 二の峰は裏から

 一ノ峰に向かうも益々霧が濃くなってきた。
 一ノ峰から標柱の場所に向かおうとしたが濃い霧で何も見えず断念。
 三ノ峰の避難小屋まで戻り昼食を摂る。この時今日初めて出湯から上がってきた二人と出会う。
 昼食後下山開始するも三ノ峰からの下り斜面は濃い霧と不明瞭な踏み跡に翻弄され難儀する。

 何とか無事に下山し、安田ICに向かう途中に見事な桜並木を発見、「新江の桜並木」と言うらしい。素晴らしかった。
一ノ峰手前 一ノ峰からの戻り何も見えない 新江の桜並木
三ノ峰コースで出逢えた花の一部です
≪4/12≫弥彦山(裏参道コース) 
 今日は天気は良い!、しかし友人には時間が無い。午前中に登って帰ってこれる山を物色し弥彦山に行くことにした。
 折角弥彦に行くのなら未だ花が楽しめるコースが良いと“裏参道コース”を選択した。

 早く西生寺近くの駐車場に到着するも既に一杯の車が止まっていた。やはり天気が良いと違う。
 手早に準備し歩きはじめるも、いきなりニリンソウやスミレ、イカリソウ等の歓迎、兎に角“花、花、花”のオンパレード。
 登る様子の写真を撮るのを忘れ花ばかり撮ってしまった。

 比較的歩きやすい登山道を登り、能登見平に到着。
 佐渡はもやって良く観えなかったが、穏やかな日本海や冠雪の米山等が美しかった。そして山頂もすぐそこ。
能登見平からの展望  

 山頂には既に多くの方々が弁当を広げておられ、我々も温かい陽射しを浴びてゆっくりと昼食タイムを取った。
 下山時も可憐な花々に幾度も足を止められつつ楽しく歩くことが出来た。 
 この二日間、真逆な環境下での登山ではあったが、友人曰く「とても楽しかった!」の感想を貰う。 
晴れ渡った山頂 元気に下山する友人たち  駐車場が見えてきました。