会山行紀行文
No−138
グレード:C
2015年
 11.7(土)
曇り
(のこぎりやま)
鋸山

  765m
参加者 (紀行文) 2134 Y/M 
18名
(男性8名・女性10名) (写真)2134Y/M 2011Y/O
≪コースタイム≫
新潟駅南口(6:10)=花立峠登山口(7:40)…烏滝(8:00)…大モミジ(8:20)…花立峠(9:10)…長工新道 仁王ブナ(9:35)…割坂峠(10:10
)…枡形山山頂(10:30)…花立峠(11:30)…鋸山山頂(12:30-13:00)…花立峠(13:30)…花立峠登山口(14:35)…桂温泉(15:00-14:00)
…新潟駅南口(17:00)
≪紀行文≫
〜〜〜紅葉とブナ林を満喫   枡形山と鋸山登山〜〜〜

 鋸山は、長岡市の手頃なハイキングコースで、花立峠コースを往復するのが一般的です。
 けれどもこの山行は、萱峠に向かう長工新道を通って仁王ブナ、割坂峠、枡形山山頂までのサービスが付いていました。
 たっぷり7時間の行程です。気楽に来たけど大丈夫かな?

 新潟駅を6時10分に出発して、花立峠登山口に着きました。

 登山道の入り口に「天狗の泉」という水場がありました。「長寿の水」を飲んで元気に川沿いの道を進みます。

 「烏滝」や木橋を過ぎると杉林の急登となります。
 「天狗の泉」の水は長寿の水(らしい)  心がなごむ「烏滝」  杉林の急登

 更に登っていくと黄色に色づいた見事な大モミジがありました。ここで休憩です。
 疲れを癒やす晩秋のひとときです。
 そこから急登を進むと、左手に鋸山が見えてきました。山頂がでこぼこで確かにノコギリです。
庭木のような見事な大モミジ これが鋸山 荒々しい山肌


 しばらく進むと、展望が開けました。

 紅葉の山並みや荒々しい山肌を見ながら尾根道を歩きます。

 途中、大きなヒラタケが私たちを出迎えてくれてびっくり。
 ありがたくいただいて花立峠に到着です。
ヒラタケさん。ありがとう
花立峠
道案内の表示 集合写真(2011 Y/O)

 花立峠から鋸山山頂へは30分で行けますが、私たちはここから長工新道へ向かいます。

 初めは、道が細くひやひやの連続です。

 愛染明王石を過ぎて行くと美しいブナ林が続き、来て良かったと心から満足。
 ブナの葉は、ほとんど枯れ落ちて道がふかふかです。ブナの白い木々の間をカサカサと音を立てて歩きます。

 見事な「仁王ブナ」に驚いたり、さらにその隣の枯れ木のヒラタケに残念がったり(高すぎて採れません)ブナ林の風に心地よさを感じたりしているうちに、割坂峠に到着しました。
 愛染明王石  キノコだ  不思議な形の「仁王ブナ」
フカフカの道 ブナ林を進む(2011 Y/O) 割坂峠標識(のっかているだけ)

 割坂峠からは急登の山道ですが、ついに枡形山山頂に着きました。
 花立峠から約1時間20分。頂上での休みもそこそこに、今度は1時間で一気に花立峠に引き返しました。
 ブナ林を過ぎて、帰りに見た紅葉がとてもきれいでした。
急登の道を 枡形山山頂標識 美しい紅葉

 3度目の花立峠の休憩です。今度はいよいよ鋸山です。
 「半蔵金」への分岐点から、鋸山へと向かいます。
 こちらもブナ林でさわやかです。キノコがたくさんあるようで、キノコ取りの方とよく会いました。

 頂上までの道は、その名の通り、ノコギリです。
 アップダウンを繰り返し、今度こそと思った所でやっと頂上に至りました。

 晴れていれば、四方の山が見渡せるのですが、今日は、かすんで見えませんでした。
 少し残念。

 集合写真を撮ってゆっくりとお昼を食べました。
(頂上の先に広場があるそうで、そちらに移動した人もいました)
鋸山分岐点 大きなキノコを見せてもらう
鋸山山頂 鋸山山頂集合写真

 帰りは、花立峠から、往路を引き返しました。
 枡形山まで足を伸ばしたことで、変化のある登りごたえのある山行となりました。

 帰りの桂温泉でマメ足が話題になりましたが、山行はとても満足でした。

 コースの計画や引率等、リーダーに感謝でいっぱいです。本当にありがとうございました。