会山行紀行文
No−130
グレード:B
2015年
 11.03(火)
小雨後曇り
(くらかけとうげ)
鞍掛峠

 952m 
参加者 (紀行文) 2130 K/N 
26名
(男性12名・女性14名) (写真) 2130 K/N
≪コースタイム≫
新潟駅(6:10)=吉ヶ平山荘(8:00)…番屋峠(10:22)…殿様清(12:00-12:30)…鞍掛峠(13:35)…田代平(14:35)…林道ゲート(16:30)
=新潟駅
≪紀行文≫

 ここを歩くにあたっては、まず八十里について知らなければなりません。
 検索していたら、廃墟検索地図サイトに詳しく載っていました。「正式な廃道ではないが、自動車はおろか徒歩でも踏破困難な難路」と書いてある!? 。そんなマニアックルート(?)ですが、今回は福島側には抜けず、鞍掛峠から五味沢林道を目指して26名で出発します。

 ガレ場、高巻き、へつり、数えきれない渡渉、頼りないロープ…と、緊張する場所が続きますが、崩壊した山肌、湿原、ブナ林、紅葉絨毯、紅葉シャワー、沼と沢と滝…次から次へと出て来る予想外の景色に圧倒されます。

 それにしても、明治の人はこんな沢やへつり道を馬をつれて行き来していたのかと疑いたくもなりますが、たぶん度重なる豪雨災害で、難所が増えただけで昔はもっと歩き易かったのではないでしょうか。じゃないと馬はムリだと思います。流石に。

 そして、三条市の隣は福島県で、歩いて行けるという事実に今更ながら驚いたのでした。

 リーダー、ラストリーダー、他ご一緒させて頂いた皆様、どうもありがとうございました。最高に楽しい登山でした。

 最後に一句。   八十里 楽山同志が 越す峠
 ピカピカの吉ヶ平山荘を出発 番屋山  山ブドウが沢山
モミジ 渡渉してます。 雲がきれて見事な紅葉が見えてきました。
ロープありました。 登って下ってを繰り返す。 ブナ林で休憩
渡渉でプチ渋滞 豪雨で出来た沼でしょうか。 崩壊後も生々しい
庭園のようです。 ナメコ 烏帽子。殿様清で昼食
中央が鞍掛峠、八十里越えの最高標高地
鞍掛峠に到着。 黒姫山を正面にして歩く。
烏帽子が、遠くなりました。 田代平 まだまだみんな元気です。 五味沢林道手前の崩壊場所
林道終点にこんなビュースポットが 今回のルートです(クリックで拡大)