≪コースタイム≫歩程4時間40分 (休憩含む)
新潟駅南口(6:05)=北陸道・堀ノ内IC、R252経由=ネズモチ平駐車場(8:30−8:45)…桜曽根登山口(9:25)…カヘヨノポッチ(10:50)
…前岳(11:10)…浅草岳・昼食(11:25−12:10)…カヘヨノポッチ(12:45)…ネズモチ平駐車場(14:25)=新潟駅南口・解散(17:00) |
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≪紀行文≫ |
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〜〜〜秋を体感しながら〜〜〜
前日までの雨もあがりネズモチ平駐車場に着く頃には青空も覗きました。
紅葉が見事です。
平日にもかかわらず広い駐車場に10台が駐車していました。
仕度をしたら出発です。
車止めのゲートの先は作業用林道を歩いて桜曽根登山口に向かいました。
紅葉は赤と黄色が殊に濃くて鮮やかですね。
途中で左にブナ曽根コースを分けると間もなく桜曽根登山口に着きました。
登山コースの案内図の前でリーダーさんから説明を聞きます。
「ぶな林の長い緩登の後、カヘヨノボッチを経て前ノ岳に登ります。前岳からは木道を約20分で浅草岳山頂です。」
(質問〜!)「カヘヨノボッチって何ですか?」
(リーダー)「田子倉地方の方言で「カヘ」と「ヨ」と「ボッチ」と三段に分けて、
カヘは嘉平という人名。
ヨはユーで谷川岳の幽ノ沢と同じで岩穴の意味。
ボッチは山頂だから続けると、嘉平さんが狩場にした熊穴のある峰ということになりますね。
カッチは沢の突き上げの方言で、ムジナ沢のカッチはムジナ沢の源頭となります。」
あーなるほどとマタギ言葉に皆納得したのでした。 |
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広い駐車場です |
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いざ出発! |
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思わずカメラで… |
赤がきれい |
リーダーのお話です |
樹高が低くなると次第に傾斜が増してきました。
ロープが張られた急坂を登りつめて1300m峰に立つと視界が開けました。
行く手にカヘヨノボッチが大きく迫ります。
南の方角にはガスの切れ間から鬼が面山の峰々が見えました。 |
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急坂を登ります |
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カヘヨノポッチが大きい |
鬼が面山がちらりと |
意気盛んです |
カヘヨノボッチへ急坂を上がって三角点にタッチしたら、すぐに峰を下ります。白崩沢の草付きの岩場をおっかなびっくり低木藪につかまりながらトラバースしました。前岳に続く木道に乗ると辺りはすっかりガスに包まれてしまいました。
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カヘヨノポッチを越えました |
次は前岳へ |
すっかり霧の中です |
前岳でぶな曽根からの登山道を接続して、ガスの中を緩々と登り上がると山頂に着きました。
駐車場にいた車の人たちはブナ曽根道を登ったようです。山頂はにわかに登山者であふれました。
先ず一等三角点にタッチしたら全員で集合写真に納まり、そのあとは楽しいランチです。
風を避けてお弁当を開いたのですが寒い、寒〜い。ゆっくりしていたいのは山々なれど、腹に詰め込んだら早々に下山することになりました。
歩き出して体が温まれば快調そのもの。
カヘヨノボッチの上り返しも難なくこなし、下りは皆さん紅葉を眺めながら余裕で往路を下山しました。 (おわり) |
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登り返しです |
一瞬の絶景です |
見事な紅葉に囲まれて |
≪出逢えた秋≫ |
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モリアザミ |
シロニカワタケ |
ノギラン |
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スギヒラタケ(有毒) |
ムキタケ |
鮮やかです |
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