≪紀行文≫ |
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〜〜〜「信越トレイル」全長80km踏破出来ました〜〜〜 |
「信越トレイル」セクションの中では、セクションAは一番楽なコースですと、リーダーの朝の挨拶から始まりました。
心配していた天気は妙高高原ICから赤池に向かう山道で濃霧となり5〜6m先しか見えなくなる中、バスの運転手の技量で無事駐車場に到着。
赤池登山口の駐車場は広く、トイレも完備されていた。到着次第身支度を整えた。
イベント用のテントが2つ張られ、関係者が5〜6人おり、トレイルランナー用に水、バナナ、サンドイッチが並べられていた。
今日はトレイルランがあり、私達と同じコースを走るとOリーダーの説明がありました。
このトレイルランは「Madarao Forest Trails 50km」と称した催しで、参加者から集まった800名位のランナーが50km走るとのこと。
赤池登山口を9:05に出発、濃霧も少しずつ薄くなる。 |
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濃霧の中雨具を着て出発 |
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出発地の赤池p集合写真 |
同日実施されていた「Madarao Forest Trails 50Km」のコース案内 |
緩やかな小高い丘を越え、紅葉には少し早いブナ林を歩くと沼の原の湿原に出る。
ランナーが次々に走り抜けていく。
私達は片側に寄りながら道を空け、一人一人のゼッケンナンバーを観ながら「○○○番さん、ガンバッテ、ファイト、気合いだ〜」と拍手し、皆でエールを送った。
「ありがとうございます、お邪魔します」と爽やかに走り去って行く。 |
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濃霧に覆われた木々 |
ナナカマドでしょうか? |
しっかり雨具を着ていますが、
殆ど霧は晴れてきました |
希望湖に向かうなだらかな丘に登ると晴れてたら斑尾山、妙高山が一望できるという丘でしたが残念ながら雲の中でした。
肌寒い丘でランナーの記念写真を撮る女性カメラマンが一人大型カメラを構えていた。朝6時から待機しているとのこと。
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「希望湖(のぞみこ)」の案内は
トレイル歩き用大きな矢印はトレイルラン用 |
沼の原湿原の北側トイレがある場所から
希望湖への道へ |
霧もすっかり晴れて紅葉が映えます |
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生命の森づくり植樹記念と記された開けた大地にはサクラなどの植樹がなされていました |
霧に覆われていなければ見える
北信五岳の山々 |
このトレイルランの為か、登山コースは下草が綺麗に刈られ幅広く整備され歩き易かった。
ナマカマドとウルシの葉は薄紅色に染め、初めてみたマムシ草の真っ赤な実…等々眺めながら1時間くらいで希望湖に着く。
ボート乗り場もあり、晴れていたら湖面に斑尾山が美しく観えるらしいが残念。
釣り人二人がのんびりと釣り糸を垂らしている風景を観ながら昼食。
此処もトレイルランの基点なのかテントに人が居た。 |
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希望湖(のぞみこ)に到着 |
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希望湖に向かって一列並びで昼食 |
第2関門となっています希望湖 |
走ってくるランナー |
希望湖から毛無山山頂までは、緩やかな登りが40分位続き、山頂1022mの展望台に出ると飯山方面が望めた。
ランナー誘導のガイドの方の話を聴きながらここでも声援を送る。
学生ぽっい人、若い男性、若い女性、カップルらしき二人組、年配そうな人…「50km、早い人で5時間位でゴール、遅い人は9時間位掛かる人もいますよ。疲れているランナーへの声援が一番力になります」とガイドさん。
「ここから毛無山ゴールまで後11kmだよ頑張って」、男性Nさんはマラソン大会出場の現役ランナーなので気持ちが良くわかるとのこと。
山に響き渡る声で「お姫様(女性ランナー)二人です、頑張って」と本気出しての声援。
男性Tさんは「20歳くらい若ければ俺も走ってみたい」と話されたのが印象的でした。 |
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最後の登り 毛無山へ |
これはランナーの方への励ましです |
マムシグサの実 |
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毛無山 |
上に雲が掛かっているのは「高社山」 |
ランナーも登りは此処で終り。
声援を送る私達 |
毛無山から15分下った分岐点でランナーとの分かれ道でエールも終わり。
涌井新池(農業用水の水源)までカラマツの森を下り、そこから農道を歩くこと1時間30分、山ブドウを味見したり、茸狩りの名人は袋一杯採り、紅紫色の口を開けたアケビは皆でツルを手繰り寄せていた。 |
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ノコンギク |
アケビの実 |
フカフカの地面の気持ち良い歩き |
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涌井新池 此処からは農道歩きです |
「高社山」も姿が見えました |
のんびりと秋を楽しみながら涌井集落に着く。
バスで「いいやま湯滝温泉」に入り、無事帰路に。 |
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山に土が見えるのは野沢温泉スキー場方面 |
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セクション2の終点 涌井道路を挟んで向かいからセクション3が始まります |