≪紀行文≫ |
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〜〜〜変化に飛びとても楽しかった〜〜〜 |
“安達太良山”は自身のホームページにも書いているが、自身を登山好きに目覚めさせてくれた山と言っても過言でない位、好きな山だ。
40数年通い続けた山だが、唯一歩いていないのが今回の沼尻口からのルートで、いつかはと思い続けていて、今回参加する事にした。
新潟を定時に出発するも天気予報が今一つ、途中休憩場所の磐梯SAでも磐梯山の上には暗雲立ち込める如くの空。
登山口の沼尻に着き登山準備をするも、かなり寒く曇っている。
風もあり、一枚余分に羽織メンバーも少なくなかった。
今日は降らないと信じながら、登山開始となった。 |
(クリックで拡大) |
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今回歩いたコース |
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磐梯山SAから観る磐梯山 |
沼尻登山口で準備 |
登山開始(既に紅葉が目に付く) |
歩きはじめて間もなく白糸の滝展望台に着く。
此処までは登山者でなくても上がってこれる道だが、此処を過ぎると登山道らしくなってくる。
紅葉の木々に囲まれた開けた稜線に出ると、遠望の障子ヶ岩の斜面が紅葉でとても美しい。 |
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白糸の滝展望台から観る滝 |
展望台を過ぎると登山道 |
登山道の両脇そして遠望の山も紅葉 |
紅葉を楽しみながら尾根を歩くと、Y字路になる。右が船明神を示しているが、我々が進む左側の湯の花採取場への道は案内記載が無い。
眼下に観える白く濁った沢が湯の花採取場で九十九折を急降下する。
降りきった処が“湯の花採取場”だが今は稼働していない。
白く混濁した水に手を入れると暖かいし、少し上流では男女の登山者が川原に湯を溜めて露天風呂を楽しんでいた。 |
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分岐路。我々は左に進む |
眼下に“湯の花採取場”が観える |
降りきった処が往時の“湯の花採取場” |
湯の花採取場を過ぎると、しばらくは沢沿いを登り、やがて道は沢を離れ大きな岩肌が目立つ急斜面を登る。
略登り切る処に“胎内潜り”が待っている。(リュックを担いで通れないし、メタボな人は難儀するだろう) |
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沢沿いの道を進む |
荒々しい岩稜の道を登る |
胎内潜りを上から観る |
胎内潜りを抜け、開けた稜線にでると、素晴らしい大展望となっている。
特に沼の平とその向こうに観える安達太良山山頂を含めた山並みが素晴らしいし、眼下の紅葉も素晴らしい。
ただ右手の沼の平へは急な切れ込みの絶壁になっているので要注意。
360度の展望を楽しみながら緩やかな登りを進むと、プロペラのモニュメントのような石楠花の塔、そして鉄山避難小屋と続く。
今日は風が強いので小屋は満員らしい。
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開けた稜線に出ると沼の平の向こうに山頂が観えてくる |
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胎内潜りを過ぎると開けた稜線となる |
稜線を上がると石楠花の塔がある |
鉄山避難小屋 |
此処まで来ると、もう大きな登りは無く、この先の鉄山を下り、山頂までの緩やかな稜線(馬の背)を楽しめる。
ただ、風は冷たく強かった(昼食場所は風を避けないと…)。 |
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鉄山山頂部(山頂は先)を進む |
山頂手前から降りる |
馬の背の先には頂上 |
山頂に到着すると最高点(通称乳首)に登る人下る人の列が出来る程混んでいた。
風の当たらない所で昼食と場所を探す内に青空が広がり風も若干弱くなり、比較的過ごしやすい昼食休憩となった。
休憩の間に最高点に行きたい人は登ることになり、小生も早々に食事を済ませ最高点にタッチしてきた。
休憩時間の最後に全員で集合写真を撮り下山となった。 |
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賑わう山頂に到着 |
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賑わう山頂の一角で昼食 |
山頂で集合写真 |
帰路は一旦馬の背を戻り分岐路を船明神山に向かう。
この尾根の右眼下には荒涼とした沼の平広がっている、そして振り返ると山頂がどんどん遠くにさがっていく。 |
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馬の背分岐から船明神山に向かう |
右側に沼の平を観ながら |
振り返ると山頂が遠くなった |
沼の平の淵を歩くように、登って行くと船明神山山頂近くの分岐路に、此処からは難儀な岩場や素晴らしい景観が望めたり、結構変化に富んだ道が続く。
ただ素晴らしい景色も望めるのだが足元に注意を要する。 |
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船明神の分岐路 |
難儀な岩場の急降下場所もあり |
ほっとするような景観の場所もある |
低木ながら少しずつ樹林帯に入っていくが紅葉が素晴らしい。
そして、やや泥るみ滑りやすい急斜面を下って行くと、朝通過したY字の分岐路に着く。
此処から先は穏やかな道となりやがて白糸の滝を観る展望台に到着。メンバーに安堵の笑顔が広がる。 |
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紅葉が素晴らしい |
漸く展望台に。メンバーに笑顔が。 |
展望台から広い登山道を僅か降りると登山口の駐車場。
リーダーと握手を交わし、楽しかった山行が終わった。
帰路、日帰り温泉“ 湯郷布森山”に立ち寄り、冷えた身体を温めた。
心配された天気もまずまず恵まれ岩山、紅葉、展望等々素晴らしい山行を堪能でき、心から感謝申し上げたい。
リーダーはじめメンバー各位「有難うございました」 |
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