≪紀行文≫ |
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〜〜〜秋・妙高山から天狗の庭へ〜〜〜 |
≪1日目(9/23)≫
まだ暗い新潟駅を朝5時に出発。
燕温泉登山口で身支度を調え、日本百名山の妙高山を目指します。空は快晴。舗装された道を軽快に進みます。
ススキやウメバチソウ、リンドウにトリカブト、そしてダイモンジソウなどの草花が心を癒やします。
50分程で赤倉温泉源湯の水場に至ります。水場で冷たい水を飲んで一休みです。 |
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さあ、出発 |
ダイモンジソウの群落を歩く |
水場で休憩 |
空が本当にきれいです。しかし、ここからが登山道です。川を越えると道も険しくなります。
湯道分岐を過ぎると「胸突八丁」という急登がありました。 |
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青い空 |
硫黄の臭いの川を越える |
「胸突八丁」を慎重に登る |
「胸突八丁」を登りきり、天狗堂でお昼です。(10時半ですが) |
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天狗堂標識 |
しっかり腹ごしらえ |
遥かに頂上が |
天狗堂から光善寺池、八合目の風穴を進んで、今日一番の難所である「鎖場」に至ります。 リーダーが登り方をレクチャーします。
一人ずつ間を開けてロープや鎖を頼りに慎重に登りました。しかし、更に溶岩の岩場が続きます。 |
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光善寺池 |
リーダーの登り方を参考に |
まだまだ登って |
溶岩ドームを登りきると、とうとう十合目、南峰に到着です。
少し雲がかかっていましたが、登りきった満足感で見るもの全てが感動です。南峰の岩上の祠には妙高大神が祀られていました。
南峰から北に進むと妙高山山頂の標識がある北峰です。ここで集合写真を撮りました。
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十合目標識 |
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南峰山頂より |
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下りは往路とは反対の黒沢池ヒュッテに向かいます。急な坂道を1時間、休みなく一気に下ります。
集中力が途切れそうな頃、長助池分岐に着きました。やった。やっと休めます。
けれども、今度は40分程大倉乗越まで登りです。眼下に長助池が見えます。ご褒美の視界です。
大倉乗越しからは穏やかに下って宿泊地の黒沢池ヒュッテに到着。夕飯までの間、外のベンチにてビールで乾杯。おいしーい。 |
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急坂を慎重に |
眼下の長助池 |
八角形のドーム型黒沢池ヒュッテ |
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≪2日目≫
2日目は、黒沢池ヒュッテから茶臼山経由で天狗の庭に向かいます。そこから笹ヶ峰登山口へと下ります。
朝、まだ薄暗い5時半に出発です。
茶臼山を登る途中、朝焼けが始まります。モルゲンロートで赤く染まった山が見事です。眼下には黒沢池ヒュッテが見えてきます。
茶臼山からは下ります。遥かに見える北アルプスの山並みと雲海の美しさに足が止まりそうです。 |
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薄暗い中を出発します |
朝焼け |
モルゲンロートの赤い山 |
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黒沢池ヒュッテが小さく見えます |
茶臼山頂上標識 |
黒姫山や北アルプスと雲海 |
下りきると高谷池ヒュッテです。ここから登って火打山方面の天狗の庭を目指します。
火打山を眺めながら歩いて行くと天狗の庭に着きました。池?と岩のアートです。池?に「逆さ火打ち」がくっきりと映っていました。 |
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高谷池ヒュッテを後にして |
天狗の庭 |
逆さ火打山 |
絶景を満喫して、後は笹ヶ峰登山口を目指して下りるだけ。
富士見平で富士山を見て叫んだり、オオシラビソの林を歌いながら歩いたり、みんな、達成感で幸せそうに進みます。
十二曲がりの急坂もあっという間に下りて、どこまでも続くブナ林の中をハイキング気分で歩いて行くと笹ヶ峰に到着です。 |
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富士見平より遥かに富士山が |
オオシラビソ林を軽快に |
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十二曲り標識 |
ブナ林の中を |
笹ヶ峰登山口に到着 |
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バスに乗り込み、苗名の湯で温泉に入り、苗名滝苑で昼食を。
苗名滝苑では、食後に有志で苗名滝を見に行き、吊り橋から名瀑を楽しみました。
新潟駅にはほぼ予定通り16時40分に着きました。
妙高山は、登るのが不安でしたが、リーダーがゆとりのある時間配分をしてくれて私でも登ることができました。
ただただ2日間楽しかったです。
とても満足して幸せな時間を過ごすことができました。
ありがとうございました。 |
苗名滝 |