≪紀行文≫ |
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〜〜〜お花畑を眺めながらの楽しい山行〜〜〜 |
4年前に初めて登った加賀白山は、お花畑に感動した記憶が鮮烈で、機会があればもう一度、今度はゆっくりお花を観賞しながら歩きたいと思っていました。
2年前は金沢まで行きながら雨で断念したので、今回は連日の暑さでちゃんと登れるのかなと心配はあったものの楽しみにしておりました。
加賀白山は日本列島では最も西の端に位置する高山で、富士山、立山と共に日本三名山の一つです。
白山は御前峰、大汝峰、剣ヶ峰の三主峰とその周辺の山々からなる連峰を総称して白山と言うのだそうです。
信仰の山として各地に3千有余もの白山神社が分布していますが、その中心は白山の最高峰である御前峰に祀られている白山奥宮です。また、都(京都)に最も近い高山であったため、植物の研究が早くからなされ、そのため標準和名に「ハクサン」を冠した植物が、フウロ、コザクラ、シャクナゲ、チドリ、トリカブト、シャジンなど20種を数えるそうです。ゴゼンタチバナも白山の主峰・御前峰にちなむとか。
≪8月9日(日)≫
4年ぶりの加賀白山は期待した以上にお花畑が綺麗で、登山道も歩きやすくなっていました。 |
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出発前にリーダーから注意と
各班長、新入会員の紹介がありました。 |
砂防新道はこのつり橋を渡りから始まりますがかなり揺れて怖かったです。 |
最初の休憩地の中飯場。
トイレと水の補給をしました。 |
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砂防新道の名前のとおり、
砂防堤防を見ながら歩きます。 |
登山道の所々にある標識で
現在地を確認できます。 |
整備された登山道を歩きます。 |
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甚之助避難小屋で昼食となりました。 |
お花畑の中を登ります。 |
延命水の冷たい水で一息つきました。 |
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観光新道との分岐の黒ボコ岩です。
このあたりから御前峰が見え始めました。 |
まだ、あちこちに残雪が見られます。 |
室堂ビジターセンターに到着しました。
今夜の宿です。 |
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服を着替えて、つまみを持参して全員集合。
リーダーの音頭でお疲れ様、乾杯!! |
展望台から見た登山道。左が今日登ってきた砂防新道で右が明日通る観光新道です。 |
食事は山小屋には珍しいセルフサービスでお盆にご飯やみそ汁などを自分で取ります。 |
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≪8月10日(月)≫
奥宮で参拝し、御前峰で集合写真を撮ったのち、大汝峰と剣ヶ峰を見ながらお池巡りをしましたが、紺屋ヶ池は雪渓が残り、千蛇ヶ池は全面雪に埋まっていました。
さすがに花の白山と言われるように、見渡す限りのお花畑の景色や黒百合やハクサンコザクラの群生には大歓声があちこちであがるほどでした。花の名前には詳しくない私でも、登山道の両側に咲くヨツバシオガマ、ミヤマキンバイ、コイワカガミ、ハクサンシャジン、ハクサンフウロ、タカネナデシコ、コバイケイソウ、チングルマ、アオノツガザクラ、アキノキリンソウなど、知っている花の名前を確認しながら楽しく歩きました。 |
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朝食後の出発前に流れてくる
ラジオの音楽に合わせて
第一、第二のラジオ体操をしました。 |
室堂を出発して御前峰を目指します。
下に室堂センターが見えます。 |
白山奥宮です。その奥が山頂の御前峰で記念写真を撮る人で賑わっていました。 |
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山頂(御前峰)での集合写真。左から1班、2班、3班 の皆さんです |
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山頂で集合写真を撮って、
お池巡りコースに出発です。 |
山頂から岩がごろごろした斜面を下ります。 |
まだ雪が残ってる紺屋池ですが、
雪で水面が見えない池もありました。
今年は雪が多かったのでしょうか。 |
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油池 |
お池巡りも終盤、室堂までもうすぐです。 |
室同センターに戻ってきました |
下りの観光新道では4年前は急な下りがあって怖い思いをした記憶があります。今回もリーダーからストックをしまってと指示がありましたが、登山道は岩や急なところはあるものの整備されていて怖い所もなく歩きやすくなっていました。 |
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下りの分岐点の黒ボコ岩で、
今日は観光新道を通ります。 |
お花畑を下ります。
目の先に殿ヶ池避難小屋が見えてきました。 |
殿ヶ池避難小屋で休憩です。水を飲んで行動食を食べて一息いれました。 |
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整備された道を下って行きます。 |
仙人窟 岩をくぐります。 |
急下降がしばらく続き、
ストックをしまい、慎重に下りました。
やっと緩やかな道に出ました。 |
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もうすぐそこが登山口です。 |
前日の出発点に戻ってきました。
お疲れ様。 |
今山行で出逢った花々 |
ちょっと暑かったけど、ときどき爽やかな風もあり、お花畑を眺めながらの楽しい山行でした。
リーダーはじめご一緒した皆さんありがとうございました。 |
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