≪紀行文≫ |
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〜〜〜花とアルプスの山々に囲まれた、感動いっぱいの山行〜〜〜 |
唐松岳は北アルプスの入門コース。しかも、唐松岳頂上山荘で一泊するので、初心者の私には、ありがたい山行。 |
ご来光も楽しみである。
≪一日目≫
八方ゴンドラ乗り場に着くと、覚悟していた雨も上がった。神様ありがとう。
心も軽くゴンドラに乗り込んだ。
6人乗りのゴンドラ1回と4人乗りのリフト2回を乗り継ぎ1830mの八方池山荘に到着。 |
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6人乗りのゴンドラ |
4人乗りリフトと八方山荘 |
ここからいよいよ登山開始。
登り始めるといきなり、花、花、花。
山に咲く花のほとんどが咲いているのかと錯覚する程。
植物の名前のついた標識や木道が整備されていて、ゆっくりと花を見ながら登る。
途中に、ベンチも用意されていて、ここで休憩。
ガスで景色がよく見えないのが残念。
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花の標識 |
ベンチで休憩 |
木道を登りきり、第2ケルンからは、石の階段を進む。
八方ケルンが見えてくると、マツムシソウが花盛り。
美しい形と紫の色に癒やされる。
八方池には、都会の中学生がびっしり。
山との対比がおもしろい。 |
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第2ケルン |
石の階段 |
八方ケルン |
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第3ケルンを過ぎると、八方尾根の稜線に出る。ウスユキソウが可憐に咲いている。
「下ノ樺」で休憩をとる。 |
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マツムシソウ |
八方池 |
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第3ケルン |
ウスユキソウ |
下ノ樺で休憩 |
下から八方池上部までは、蛇紋岩の地質のため、高いところでしか見られない希少の高山植物が見られる。
しかし、ここからは、標高が高いにもかかわらず、ダケカンバ林が生育するという逆転現象となる。
大木のダケカンバ林を過ぎると、可憐なユキワリソウが咲き誇っている。けれど、お腹がぺこぺこ。お昼はまだかな?
歩いて、歩いて、やっと扇雪渓に到着。雪渓を前にして昼食をとる。雪渓を吹く風が心地よい。 |
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ダケカンバ林を行く |
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ダケカンバの大木 |
ユキワリソウ |
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お昼はまだかな |
扇雪渓に到着 |
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軽くなったリュックで、黄色いキンポウゲの花畑を進むと丸山ケルンが見えてくる。
霧が深くなってきた。
白いチングルマのお花畑が幻想的。
左側が切れ落ち、鎖もついている道を過ぎると、唐松頂上山荘に到着。
この霧で、唐松岳には、明日登ることにして、今日は、ここで終わる。 |
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キンポウゲのお花畑 |
霧の中を進む |
丸山ケルン |
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チングルマのお花畑 |
慎重に |
唐松岳頂上山荘 |
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≪2日目≫
朝、4時半に山荘を出て、ご来光を待つ。
雲海を染める日の出に感動。
そのまま、一気に唐松岳山頂へ。
すばらしい展望を満喫して、山荘へ下ると、コマクサやトウヤクリンドウが静かに咲いている。
山荘では、ヘリコプターが荷物を下ろしていた。 |
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ご来光を待つ |
ご来光 |
唐松岳へ |
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山頂からの展望 |
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コマクサ |
唐松岳山頂にて |
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トウヤクリンドウ |
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ヘリコプター |
唐松岳山頂山荘にて |
朝食を食べて、7時30分に山荘を出発。
昨日見えなかった五竜岳や白馬三山を、しばらく眺めながら下る。
空が青く、最高の展望。
帰りは、八方池経由で木道を進み、バスに乗り込む。
道の駅小谷で入浴し、昼食をとってから帰路についた。
ゆとりのある行程だったので、本当にゆったりと楽しめた。
花とアルプスの山々に囲まれた、感動いっぱいの山行でした。 |
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下山開始 |
白馬三山が観えます |
美しい稜線 |
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八方池散策 |
整備された木道 |
数多くの花々に出逢えました |
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