≪紀行文≫ |
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〜〜〜松明が本当にきれいでした〜〜〜 |
「弥彦燈籠まつり」は日本三大燈籠まつりの一つで国の重要無形民俗文化財に指定されています。
その神事に新潟県山岳協会が協賛して実施してきた「弥彦山たいまつ登山祭」は、今年で62回目を迎えました。
今年から参加者に傷害保険をかけるため、事前に申込みが必要になりましたが、主催者である弥彦山岳会の小林会長のご挨拶では、山頂からの参加者が146名、登山口茶屋前からの参加者が27名、合計173名の参加申込みがあったそうです。
例年だと120名ほどだそうで、今年は土曜日だったことも幸いしているのかな、とのお話でした。わが楽山会からは22名が参加しました。
弥彦駅に14時に集合。2日前までは天気予報は雨だったのですが、素晴らしい天気の下、出発します。
弥彦神社で参拝してから表参道を登りはじめます。登山口の茶屋では、弥彦山岳会の皆さんが準備された松明が並んでいました。
毎年お世話になってありがたいことです。
樹林の中で直接の日差しは避けられるものの、とにかく蒸し暑いです。ただ、ベテランの参加者からは、今年は高度をあげるにしたがって風が心地よく、これまでで一番登りやすかったとのことでした。 |
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弥彦駅から出発 |
弥彦山岳会で準備された松明 |
蒸し暑いです |
7合目水場で一息つきます。
9合目の稜線でレストハウスへの両側のアジサイがきれいでした。
レストハウス横の広場にて30分で夕食をとり集合写真をとってから、奥の院での神事に参加します。 |
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7合目水場 |
アジサイがきれいです |
奥の院での神事 |
宮司さんのお祓い、各山岳会代表による玉串奉奠、そしてお神酒をいただきました。
その後で20分という短い時間でしたが、日本山岳会副会長:大久保春美さんによる「日本山岳会における女性登山の歴史」という講演会があり、越後の女性岳人の話もありました。 |
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奥の院に整列 |
お神酒をいただく |
講演会 |
奥の院から下る所で松明を預かり、5合目まで下山してそこで点火しました。 |
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奥の院から下山 |
下山(点火前) |
5合目で点火します |
点火してしばらくはまだ明るいのですが、太陽が沈んでしまうと真っ暗になり、なかなか壮観です。
九十九折りに下るところなどは本当にきれいでした。
遠くから祭の笛や太鼓の音色が聞こえてきて気分も盛り上がりました。 |
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たいまつ下山 |
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たいまつ下山 |
楽山会の提灯で先導 |
茶屋で新しい松明に取り換えて、神社横からは三列縦隊で進み、弥彦神社神殿に整列しました。
宮司さんから労いと感謝のお言葉をいただいた後は、ボーイスカウトの鼓笛隊を先頭に市中行進に移ります。 |
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無事下山しました |
神殿前に整列 |
市中行進出発 |
ちょうど20時からは花火大会がはじまりました。
花火の大音響が響く中、見物客や氏子さん、お店の人々から「お疲れ様!」「ご苦労様でした!」などの声をかけていただき、拍手で迎えてもらいました。 |
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自分の故郷でも子供の頃、毎年9月14〜15日の「放生祭」のために夏休みの間から練習をし、山車、大太鼓、神楽、獅子舞などで町中がお祭り一色に染まったことを思い出しました。
なつかしいですね。
行進は弥彦駅前で解散となりました。
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市中行進、花火もあがっています |
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沿道から拍手をもらいます |
集合写真 |
今年は、楽山会では私を含めて初参加の人が多かったようですが、皆さん感激されていたようです。
登りはロープウェイを使うという手もあります。松明を片手に持つので下りはゆっくりです。
来年は、多くの方の参加を期待しています。 |
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