会山行紀行文
No−079
グレード:B
2015年
 7.21(火)〜22(水)
晴れ
(ひうちやま)(みょうこうざん)
火打山・妙高山

 2462m  2454m
参加者 (紀行文) 1908 Y/T 
15名
(男性13名・女性2名) (写真) 1908 Y/T
≪コースタイム≫
≪1日目7/21(火)≫
 新潟南口(6:10)=笹ケ峰登山口(9:00)…高谷池ヒュテ(12:00)…火打山(14:00)…黒沢ヒュテ(16:00・泊)
≪2日目7/22(水)≫
 黒沢ヒュテ(6:30)…妙高山(8:30)…燕温泉(12:00-13:30)=新潟駅南口(17:00)
≪紀行文≫
〜〜〜2日間で百名山2個達成〜〜〜
≪7/21(火)≫
 笹ケ峰登山口を(9.00)にスタートする。最初から広葉樹林帯で、大木のブナ林にシラカバが点在する中を爽やかな気持ちで進む。       

 黒沢を渡ると十二曲りの急坂が始まり、その上は一番厳しい登りへと行く。

 よいピッチである。
 気温も高くなり、息も喘ぎながら展開する。

 途中大休憩をとり、調整を図る。
 高谷池ヒュテの前の見晴らし台から、火打山、影火打山、焼岳三山の写真をズームアップする。
 高谷池ヒュテのテーブルで、ゆっくりと昼食をとる。
火打山、影火打山、焼岳三山    

 午後は、火打山へスタート。天狗の庭の湿原には、ミズバショウが見られた。道の右側にキヌガサソウの群落 とサンカヨウの2種が目立った。
 先々に、ワタスゲ、クルマユリ、コバイケイソウの大群落が美しい。
 なだらかな登りの後、木道をたどり、火打山頂上である。最後は、力を合わせ全員が達成感を得る。 
キヌガサソウ  サンカヨウ  天狗の庭からの火打山 

 東側に明日に目指す妙高山の雄姿、南側に大きな高妻山、戸隠山など周囲の山々の眺望を満喫した。
 下山では、黒沢池ヒュッテに向かう道々にツマトリソウ、ゴゼンタチバナ、クルマユリ、マレバタテブキなど高山 植物の宝庫に感得することが出来た。最後尾の到着は4時45分である。
火打山山頂標で記念写真 妙高山をバックに記念写真
火打山から観る妙高山 高妻山、戸隠山 黒沢池ヒュッテ
  
≪7/22(水)≫ 
 2日目泊を6時にスタートする。

 早朝の涼冷な気流の中をゆっくり歩み、大倉乗越の至る。

 雪渓に下り、山頂分岐から、急坂が続くが、雪渓は歩きやすく、大いに助けられた。

 左側へ曲がり、さらに、急登である。ダテカンバの大木の間を縫って、頂上近くまで続く道である。

 2回休憩をとり、妙高山頂に10時45分に着く。 
 
 展望は、北アルプスの山々を北から、雪倉岳、白馬岳、杓子岳、よろいケ岳、鹿島槍ケ岳など遠望することができた。 

 下山は、岩魂を縫うように下りていった。途中に樹林帯を通り、くさり場では足場が刻んであるので安心であった。

 光善寺池を通り、天狗平に着く。燕登山道経由燕温泉へ向かう。
妙高山山頂での集合写真 
山頂からの展望

 大倉谷河原で、休憩、軽食をとる。後方には、厚い雪渓が沢を埋めている雪渓の川である。
 A氏は、水の補給にコップ1杯頂くが、うまい冷水である。

 途中、後方に惣滝、名爆100選をみた。長さ、水量ともに立派な2本続きの有数な滝である。
 燕温泉に、12時45分到着。
 15名(女性2名)、2日間で百名山2個達成することができた。歓声である。