会山行紀行文
No−078
グレード:C
2015年
7.20(土)
晴れ時々曇り
(みくにやま)
三国山

  1636m
参加者 (紀行文) 2011 Y/0 
20名
(男性4名・女性16名) (写真) 2011 Y/0
≪コースタイム≫
新潟駅南口(6:10)=関越道・湯沢IC経由、R17三国峠登山口(8:45)…三国峠(9:35)…三国山(10:50)…1600m付近で昼食(12:25-13:00)
…三角山(13:25)…毛無山(15:10)…浅貝ゲレンデ登山口(15:45)=新潟駅南口・解散(19:10) 歩程7時間00分 (休憩含む)


≪紀行文≫
〜〜〜〜〜〜

 雨を心配した厚い雲も徐々に切れて登山口に着く頃には青空も覗きました。
 青葉陰の旧街道はひんやりと爽快です。でもそう感じるのは最初のうちだけで、徐々に汗が噴出して来ました。
 左右に折り返しながら高度を上げて略1時間、鳥居と御堂の建つ三国峠に到着しました。
 御堂の裏手に聳えるのは三国山頂ではありません。そう見えるのは尾根の張り出し部で山頂はずっと奥で、いきなり急勾配の階段道に取り付きます。
木陰はひんやり  三国峠に到着 階段は急です 

 整備された階段道はかえって体力を使うのです。階段の折り返し点に立つと群馬県側から吹き上げる涼風が心地良いですね。
 下から山頂のように見えていた張り出し部を越すと傾斜が緩んでベンチも置かれたキスゲの原に出ました。
 一面に咲き競う花畑は見事です。
振り返ると稲包山が お一つどうぞ  一面の花畑です 

 休憩の後再び急階段の登りです。山頂を通らない捲き道を左に分けると、階段を直登します。
 振り返ると背後の稲包山と箱庭のように小さくなった神社と一本調子で上って来た階段道が縦走路上に眺めることが出来ました。
 漸く階段登りが尽きてトラバース気味に右に進むと三国山の山頂に到着しました。
 早速一枚目の集合写真に納まりました。
 少し戻って下り、左から捲き道が合流する地点から三角山へ縦走路が始まります。見晴らしに立つとこれから辿る縦走路が一望できました。いやー長そー。奥の頂稜を厚い雲に隠れた山肌は松手山から平標、仙の倉へ続く稜線のようです。
階段は続きます 
谷川岳方面はどんより 集合写真(三国山頂)

 小ピークをいくつも上って下ってまた上って、蒸し暑さと草いきれの道が続きます。夏の花々にバッタにトンボに時折渓から吹き上げてくる涼風に救われます。
 1597m峰に立つと前方に目指す三角峰のトンガリが見えました。一旦下ってもう一頑張りしたら三角山の肩でランチにしましょう。
 ランチの後、三角山で2回目の全員写真を撮りました。
アップダウンが続きます 三角山が見えました 三角山頂は狭い

 三角山から下ります。山頂を30番としてKWV(慶応大ワンゲル部)のプレートが浅貝ゲレンデまで付いています。これを拾いながら下るのです。 道はよく整備されているのですが、前日の雨で滑りますね。慎重に下りましょう。
 急坂を一気に高度を下げて尾根が緩やかに変わる頃、前方に鉄塔が建つ小ピークに出ました。
 毛無山という標識の置かれたこの付近には太い夏ワラビがにょきにょき。皆さん思わず手が伸びて、またたく間に結構な収穫となりました。
ヒラタケ発見 鉄塔の毛無山 夏わらびゲットー!

 更につるべ落としの急坂が続きます。

 気がつけばKWVプレートの1番まで下ってきました。浅貝ゲレンデはもう直ぐです。

 今日は階段の急登に始まり炎天下の縦走と激下りへと続き、長丁場をよく頑張ってくれました。

 通り雨にも雷にも遭わず、思い出に残るいい山歩きが出来ました。

                                           (おわり)
 
つるべ落としです 
何時の間に1番? これで最後です  お疲れ様でした 

《出逢った花》
ゼンテイカ(ニッコウキスゲ) シモツケソウ  コゴメツツジ 
ツリガネニンジン  クガイソウ  夏あざみと蜂 
オオバツツジ  エゾニウ   コオニユリ