≪紀行文≫ |
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〜〜〜緑のミストサウナと木漏れ陽のブナ林を楽しむ〜〜〜 |
リーダーから米山(吉尾〜谷根)コースは3年ぶりで、時期は5月にしていたが今年は、残雪が多いため6月実施との説明があった。
天候は曇り、次第に回復の予報であるが高速道路から見る米山方面は黒い雲に覆われている。
吉尾登山口に到着、雨具着用なしで登山開始するが今朝方まで雨が降っていたのか樹木に覆われた緑のトンネル道は湿度が高くしばらくすると大量の汗が吹き出る。 |
登山道には「山頂まで1750m」と細かく距離を記した標識が所々に設置してあり頂上までの励みになる。
登山道は特に急登もなく山伏岩で水分補給休憩、その後吉尾コースの最大の急登「釣瓶おとし」を慎重に登り、梯子も数か所クリアーし尾根に出る。 |
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吉尾登山口 |
釣瓶おとし |
梯子登り |
尾根道をしばらく行くと女人堂跡がある。
米山は信仰の山で明治時代の初めまで女人禁制で、女性は此処までで山頂には登ことが出来なかった。
現在は、建物はなく草薮に埋もれた多数の石仏が当時を物語っているように感じた。 |
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女人堂跡から10分程で山頂に到着、薬師堂を参拝し記念写真撮影、山頂からの眺望は眼下360度ガスに覆われ残念であった。
ランチは、山小屋の屋内班と山頂広場の屋外班と夫々が食事を楽しんだ |
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女人堂跡地の石仏群 |
山頂標識 |
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屋外班ランチ |
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薬師堂で記念写真 |
屋内班ランチ |
下山は、薬師堂脇からの谷根登山口までの3時間半のロングコースである。 |
尾根道を下るがロープの設置箇所を慎重に降りアップダウンを繰り返すと祠がある熊野権現である。
ここを過ぎるとブナの樹木が目立ち始め、道も緩やかになりガスに煙る幻想的な赤岩山のブナ林を進みしばらくすると天気も回復、ブナ林にも陽がさし快適な山歩きを楽しむ。 |
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熊野権現の祠 |
ロープを頼りに降りる |
ブナ林を下る |
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緑の中に鮮やかです |
ガス煙る中休憩 |
モノトーンのブナ林 |
伝説の白蛇池を経て、遠くに谷根ダムを見える場所辺りから一気に急降下である。
転倒しないようにロープを頼りながら降り新猿飛橋の谷根登山口に下山した。
米山は信仰の山で登山道の各所に石仏や説明標識が多く、登山者に親切であることを感じました。 |
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白蛇池は奥の木の下 |
木漏れ陽のブナ林 |
咲いていた花 |
サウナと急降下で発汗した水分(アルコール・糖分)を米山の日本海フィシャーマンズケイズで補給し帰路についた。
天候も回復し、変化のある米山登山2コースの充実した山行を楽しむことができました。
これもリーダーをはじめサブリーダー・ラストリーダー・会計・班長の皆様のおかげです。深く感謝いたします。
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