≪コースタイム≫
新潟駅(5:00)=切明林道入口(8:45)…吊橋(9:05)…トネクラ沢(スノーブリッジ)(10:00)…馬の背トンネル(10:40)…第一トンネル(12:05)…渋沢ダム・昼食(12:20-13:00)…百二十曲り(急坂)…西大倉山(14:50)…イタドリ沢(15:29)…最高点(1808m)(15:55)…地蔵峠(16:50)…ハンノ木沢(17:10)…白砂山登山口(17:20)=新潟駅(22:35) |
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≪紀行文≫
〜〜〜「下の廊下のミニ版だね」〜〜〜
旧草津街道は古くは北越雪譜にも書かれ(今とはルートが異なる)、かっては牛道として越後から米を運搬する要路でもあり、松代藩士・佐久間象山も鉱山資源調査のためこの道を歩いているという歴史ある道です。
今日は秋山郷の切明温泉から群馬県の野反湖まで街道を歩きます。
新潟駅南口5時と早い旅立ちです。
2時間半のバスの旅を終え、切明温泉で準備を整え、街道入り口までバスで移動。
いよいよ旧草津街道歩きの始まり、なかなかの長丁場になります。
林道歩きに始まり、魚野川の吊橋を左岸に渡る。 |
(クリックで拡大) |
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軌跡地図 |
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ゲートから街道の始まり |
しばらくは林道歩き |
高橋吊り橋を渡る |
吊り橋からは200mほどの登りになる。これが中々な急登で午前中の山場、水平道に出てホットする。
これから渋沢ダムまでは、標高1,100m近くのアップダウンの少ない天空回廊歩きになります。
この道は通称東電歩道と言われ、電力会社社員のダム、水路点検のために確保されています。とは言っても山腹の断崖に作られた道、崩れている箇所、スノーブリッジも残っていました。
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登りきって一休み |
崩落箇所もあり |
スノーブリッジを潜り |
幾つかのトンネルを抜け、大小の沢の渡渉ありとなかなか変化に富んでいます。
「下の廊下のミニ版だね!」と声が上がります。
初夏の緑が美しい今の季節も良いが、きっと秋の紅葉も素晴らしいだろうなと思いが馳せます。 |
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木漏れ日の中、快適な水平道歩き |
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滑らないように注意!沢を渡って |
最後のトンネルを抜けると渋沢ダムが見えて来ました。ダムと言ってもダム湖があるわけでなく堰堤のよう。
ここで午前中の行動はおわりです。
ダム湖畔の広場で輪になって、なぜか真ん中に座る目立ちたがり屋も?楽しい昼食の一時となりました。
広場には珍しいノビネチドリが一輪咲いていました・
午後は、いよいよ西大倉山への登りになります。標高差700m近く、地図には120曲り・急坂と書いてあります。いくつあるのか数えてみました。 130曲りでしたが、帰って調べてみたら193曲り?だそうです。
西大倉山は何もありませんでした。
西大倉山からもアップダウンの繰り返しに、渡渉も幾つか、これがボデイブロウのように効いてきます。
最後は地蔵峠まで登り返し、北沢を渡ってゆっくり休憩をとり登りに備えます。100mぐらいの登りなのだが、これがキツイ。
登りきった地蔵峠で集合写真。いよいよ野反湖と駐車場が見えてあと一息。
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足場に注意! |
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ようやく見えた野反湖 |
地蔵峠にて集合写真 |
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英気を養う |
バスの待つ駐車場 |
下山口は白砂山登山口 |
ちなみにあるいた距離は約18Km、累積標高 +1,700m、−1,100m、行動時間(昼休憩含む)約8時間45分(1862 Y/Iさんのデーターより)。
よ〜く頑張りました!!
この珍しい企画をして下さったリーダーと一緒に頑張った皆さんに感謝申し上げます。
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