会山行紀行文
No−049
グレード:C上
2015年
 6.05(水)
曇り
(うらごず)
裏五頭周回

  912m(五頭山)
参加者 (紀行文) 2216 S/K 
12名
(男性10名・女性2名) (写真) 2216 S/K
≪コースタイム≫
新潟駅(6:00)=中ノ沢渓谷森林公園駐車場(7:20)…中ノ沢登山口(7:35)…与平の頭(9:40)…五頭山山頂(10:55−11:35)
…林道登山口(13:30)…中ノ沢渓谷森林公園駐車場(13:55)…新三川温泉(14:20−15:20)=新潟駅(16:30)
≪紀行文≫
〜〜〜いつもと別な五頭山を楽しむ〜〜〜

 新潟駅から3台の自家用車に分乗して登山口のある中ノ沢渓谷森林公園へ移動。

 今回のコースは、日本海側と反対の福島側からアプローチして五頭山の裏側を登り下りします。
 具体的には、中ノ沢渓谷森林公園から菱ヶ岳に繋がるルートを与平の頭まで登り、そのあと尾根を歩いて五頭山へ、五頭山から松平山へのルートを杉峰分岐で右に折れて中ノ沢渓谷森林公園へ下る(戻る)というもの。
 登りも下りも初めて歩くルートのため、裏側にどんな五頭山が待っているのか興味が高まります。

 駐車場に毛虫が大量発生していてビックリ、体に付かないように注意しながら身支度を整えて登山開始。
 天気予報は曇りのち雨。雨があたらない内に下山したい、リーダーがペース良く登りをリードしてくれます。
 与平の頭への登りは、登山道に杉の枝葉が溜まっていたり、草が張り出していたりと、登山者が少ないことがうかがえます(悪く言うとあまり手入れされていない、良く言うと自然がよく残されている)

 杉林の登りを抜けて尾根に出るとパッと展望が開け、遠方の山までハッキリ望むことが出来ます。
 守門岳、尾瀬の燧ヶ岳、磐梯山、そして、杁差岳から大日岳までの飯豊連峰の峰峯が良く見えます。
 与平の頭で女性会員からグレープフルーツの差入れをいただき「冷えていて美味しい!」と全員が舌鼓。
 菱ヶ岳側の登山口から出発  最初は杉林の中を登ります  与平の頭に到着
 左奥に尾瀬燧ヶ岳、右奥に守門岳 中央奥に磐梯山 

 一の峰への分岐までの登山道に猿の物と思われるフンがフンダンに・・・、フンをフンづけないように足元に注意しつつ、頭は登山道に張り出した木の枝にぶつけないように気を配りながら歩きます。
 どなたかが発せられた「これは良い脳トレになる」の声に笑い。
 曇り空ながら磐梯山や越後平野が良く観える五頭山の山頂で昼食。
 杁差岳から大日岳までの飯豊連峰  五頭山山頂に到着
 山頂で記念撮影(みなさん笑顔)  越後平野と日本海を望む

 五頭山から下るルートはアップダウンが数回ありますが、登山道が広くて歩きやく、展望台があったり、杉の巨木に出会ったり、登りで歩いた天平尾根を右に見ることができたりと、変化があって面白いルート。

 心配していた雨にあたることもなく中ノ沢渓谷森林公園駐車場に無事到着。

 その後は新三川温泉でゆっくりと汗を流し、代役でリーダーを務られたT/Yさんに感謝しながら解散となりました。
下山ルート上の立派な巨木 みなさん巨木を見上げます 下山ルートには数回の登りがあります
登りで歩いた天平尾根が見えます 登山道は広く歩きやすい 無事五頭山側の登山口に到着

 今回の山行を経験して、一番身近な山「五頭山」の楽しみ方の幅を広げることができました。
 「裏」という字がつくとマイナスイの印象を持ってしまいがちですので、私はこのルートを「裏五頭」ではなく「別五頭」と呼びたいと思います。