会山行紀行文
No−048
グレード:B
2015年
 6.01(月)
晴れ
(ごずさん)
五頭山縦走

  974m(菱ヶ岳)
参加者 (紀行文) 2190 T/A 
13名
(男性7名・女性6名) (写真) 1862 I/Y
山葵山(693m)、松平山(954m)、五頭山(913m)、菱ヶ岳(974m)
≪コースタイム≫
新潟駅(6:00)=魚止滝登山口(7:00-7:30)…山葵山(8:40-50)…松平山(9:45-10:05)…五頭山(昼食11:30-12:10)…三叉路(12:15)
…与平の頭(13:20)…菱ヶ岳(13:50-14:15)…奥村杉登山口(16:00)=新潟駅(17:00)
≪紀行文≫
                              〜〜〜憧れの五頭山縦走に感激!〜〜〜

 先輩会員さんより挑戦してみてはとのお声掛けで勇気を出して申し込みをしました。でも、入会間もない知識・体験・体力不足の身、心配を抱えたままの日々を過ごし当日を迎えました。

 集合場所の駅南口で早速本日ご同行の会員さんから重いザックの中身のチエックをして頂き、不要なものを車に残して、ザックと不安な心を少しだけ軽やかにして頂きました。

 一昨日の山行でご一緒の会員さんからも頑張ろう何かあったらザック担いであげるからと、また先輩会員さんからは暑さ対策と虫対策を!とのメール。各々温かいアドバイスと励ましに感謝感謝心強い限りです。

 本日のメンバーは皆様全員ベテランさん揃いです。折角の機会です沢山ご指導して頂こうと前向きに臨みます。

 予定の時間にレンタカー組は駅南口を出発。
 他に直接現地に単独での会員さんと4人乗り合わせの会員さんがそれぞれ魚止滝登山口に集合、その後下山口の奥村杉Pまで車回送の為暫く待ちました。

 絶好の登山日和!全員揃って早めの出発となり、リーダーさんが登山届を投入して、いよいよ登山開始。
 登山届ボックスの脇に「このコースは健脚向き」の看板を見て緊張が高まります。

(クリックで拡大)
歩いた軌跡です。歩いた距離は何と16Km、そして標高差は770mしかないのですが、累積標高は何となんと1,560mでした。アップダウンが多く、五頭山縦走さすがです。 下山口に車を回送後、リーダーから丁寧なコース説明を受けました。
心躍りつつも身が引き締まります。
魚止の滝からいよいよ縦走が始まりました。
それにしても立派な橋になりましたね。
  
 魚止の滝から山葵山までが一番急坂の続くコース、どんどん高度を上げ早速汗が噴き出ます。
 最初の休憩が嬉しい!でも、まだ始まったばかり、ここが頑張りどころと気合を入れてずんずん登ります。
 「着いたよう!」のリーダーさんの声に「えっ!早いね〜凄〜い!」メンバーさん一同の声と笑顔が広がります。
 予定より早めの到着。休憩!の声に嬉しくなりました。

 リーダーさんから全員に心尽くしの大きな笹団子に感激。エネルギー補給バッチリ。
 その上地図読みの研修もあり、心身ともに充実の休憩後は一路松平山に向かって進みます。
新緑がまばゆいブナ林の急登を快調に登ります。リーダーも緊張しているのか、少しピッチが速いような、息が切れました。 真っ赤なヤマツツジがすごくきれい!谷を挟んだ向こう側は五ノ峰かな。 山葵山に到着で〜す。楽山会がボランティアで立てた標柱にホッとしました。それにしても予定よりも30分も早〜い。
リーダーさんあまり飛ばさないでね。

 新緑のトンネル、勾配も緩やかな登山道は最高「いい感じだね、いい感じだね」リーダーさんが呟かれる。
 本当にいい感じ!でもこの先このままかなあと思いつつも少し身体が慣れてきた感じがします。

 爽やかな風が心地よい道を登り歩いて程なく松平山山頂!ここも早めの到着、皆さん頑張りま〜す。

 休憩を挟んで五頭山山頂目指します。木漏れ日注ぐ緑爽やかな道の連続。
 谷筋に雪渓を見るも、進む登山道には全くありません。しかし雪に押されて曲がった枝に何度も頭を打ちますが元気に歩を進めていよいよ五頭山山頂です。つい両手を挙げて万歳!喜び全開です。三つ目の山も無事踏破です。

 眺望最高!メンバーさんの希望もあり早めの至福のランチタイムとなりました。

 ゆったり休憩、お腹もしっかり満たされ集合写真後は最後の菱ヶ岳に向かって再出発です。
縦走路のほゞ中間点、まだまだみなさん元気です。
松平山に到着。この山行の最高齢、喜寿間近のお二人の姿さすがです。
一番お元気だったのがこのお二人でした。
五頭本峰の標柱はいたずらされたこともありましたが、無事立っていました。でも、雪の力はすごいもの、ピサの斜塔よろしく傾いていました。

 行く先々も美しい緑の林の連続に大満足。突然素晴らしい眺望が開け大絶景独り占めです。
 本当に心地よい登山道を頑張って中の岳から中の沢そして与平の頭と歩いていよいよ菱ヶ岳到着!
 やった〜!ベテランの皆さんの喜びの笑顔にも感動です。記念撮影後ゆったりの休憩に感謝です。
 菱ヶ岳頂上からの眺望をしばし楽しみます。ビッグスワンも見えました。
:縦走路の大部分は木々に覆われていて、陽射しは遮ってくれますが展望はありません。でも開けた場所の展望は素晴らしい。
わずかに雪が残る飯豊連峰を心ゆくまで堪能しました。
最後のピーク、菱ヶ岳です。
疲れも見えますがみんな笑顔です。

 さあ終盤です。

 菱ヶ岳からは急坂を慎重に高度を下げ暫くすると美しい新緑のブナ林の中を心地よい風を感じながら順調に降りて予定通り奥村杉の駐車場に到着です。

 リーダーさんやメンバーさんと握手ハイタッチでこころから喜び合いました。

 この度の山行参加に際しリーダーさんの細やかな配慮に励まされ、またご一緒の全員のメンバーさんにも未熟な私に歩を揃えて頂きご迷惑をお掛けしましたが無事念願のこのコースを踏破させて頂き感謝で一杯です。

 有難うございました。
菱の下山は急坂で怖いくらい、慎重に降りましたが、それにしても皆の足は揃っていて実に早い。さすが楽山会の猛者猛女連です。
でも一気に下れば後はなだらかでした。
お疲れさ〜ん!リーダーが1人ひとりに握手をしてくれました。
疲れましたが、すっごく楽しい山行でした。
 また一つ何にも代え難い宝物を得られたようで最高の一日でした。これからも温かいご指導宜しくお願い致します。

                                                            おわり