林の中を10分ほど汗を流すと、尾根に出た。
振り返ると越後駒ヶ岳・八海山の山並み!この展望に感動したことを思い出す。
粘土質で滑りやすいガレた尾根を太陽の光をたっぷり浴び、汗もたっぷり絞り出すと滝見台だ。
涼しげな滝の音。残雪はたっぷりあり不動滝の水量は多い。
視線を上げると上権現堂山が大きい。
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手ノ又登山口 |
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振り返ると駒ケ岳・八海山 |
真新しい看板 |
滝見台 不動の滝 |
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荒沢岳・駒ケ岳・八海山 1862 Y/I |
ツツジ |
休憩後、39人のなが〜い隊列はアップダウンを繰り返して登って行く。
崩壊地も多いが、ツツジロードを花や景色に励まされながら登る。 |
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39人の隊列 |
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オオカメノキ |
ツツジ |
新緑のブナ林 |
マイナスイオンたっぷりのブナ林に癒されて登ると上権現堂山との分岐の雪渓に着いた。
参加者の力量ではアイゼン不要だが、せっかく持ってきたのでここで練習しようとのリーダーの計らいだ。
少し下り、ブナの新緑と残雪が美しい中を快調に歩きまた登る。
アイゼンを外すといっぷく平への稜線となる。守門岳も見え始めた。
いっぷく平手前は、厳しい急登だ。タムシバや花に励まされ、駒ケ岳に励まされて登る。
ようやくいっぷく平に着くが、とてもとても「いっぷく」はできない。右は崩壊しているからだ。
954.5mの四等三角点にタッチして、つぎの峰に向かった。 |
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イワウチワ |
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分岐 アイゼンを装着 |
残雪と新緑のブナ林を歩く |
スミレ |
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タムシバと駒ケ岳 1862 Y/I |
いっぷく平 |
山頂への道 |
残雪の中、ようやく猫岩伝説で有名な猫岩・先のピークが見えてくる。
猫岩手前の垂直壁の上を通る隊列が見えた。
猫岩は登れるが通り抜けられない。右の巻き道をトラバースする。今日一番の難所だ。スリル満点!!
枝や岩をつかみ緊張しながら進む。雪渓がまだ残っていたら・・
それでもオオバキスミレやイワカガミに気付く余裕はあったらしい。裏は切り立った崖になっていた。
猫岩のシャクナゲが見たいとの山女サマの願いは叶わず、一週間前の下見が見頃だったそうだ。
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オオカメノキと守門岳 |
アカモノ |
猫岩手前の岩場 |
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これが猫岩 |
イワカガミ |
猫岩の裏 |
ホッとひと息いれると、残雪や新緑がまぶしい。休憩後小ピーク・ニセ唐松を過ぎ、ようやく唐松山山頂に到着!
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小ピーク手前の休憩 |
やっと唐松山が |
新緑と守門岳・浅草岳 |
360度の大展望だ!! 中越の山々が勢ぞろい。
守門岳 浅草岳 毛猛山塊・未丈が岳 荒沢岳 越後駒ヶ岳 八海山・・・荒沢岳の左には燧ヶ岳も。
この大展望を見ながら、なんと贅沢な昼食。輝く残雪や柔らかな新緑も十分味わうことができた。
山頂は狭く、楽山会39人がギュウギュウに陣取る。
山頂集合写真では、全員収まらず、下山時に改めてもう一度撮ることになった。
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本峰!三角点タッチ |
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贅沢な昼食 |
山頂での集合写真 1862 Y/I |
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駒ケ岳・八海山 |
守門岳・浅草岳 1862 Y/I |
毛猛山塊 1862 Y/I |
下りも慎重に慎重に。猫岩のトラバースは登りも下りもスリル満点。雪渓や急なガレ場でスッテンコロリンせぬように。 |
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夕方の明るい日差しの中、全員無事に下山することができた。
達成感いっぱいに笑顔でリーダーと固い握手をかわした。
越後の唐松山、標高は高くないが意外に楽しめる山との紹介、その期待以上に楽しむことができました。
綿密な計画や準備をしてくださったリーダーはじめLL,SL班長,会計の方々、同行の皆さま充実した一日をありがとうございました。 |
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仙人が猫岩でダンス(見える?) |
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振り返る |
下山途中でもう一度集合写真 1862 Y/I |
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上権現に向かって |
タムシバと八海山 1862 Y/I |
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ブナの大木 |
展望を目に焼き付けて |
満足の握手 |
その他、こんな花にも出会えました。 |
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キクザキイチゲ |
まだまだカタクリ |
カンアオイ |
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