会山行紀行文
No−024
グレードC
2015年
 4.22(水)
晴れ
(はなみやま)(おおたにやま)
花見山・大谷山

649m(最高点)
参加者 (紀行文) 2190 T/A 
19名
(男性6名・女性13名) (写真)1908Y/T 1866H/K
≪コースタイム≫
新潟駅南口(8:00)=登山口駐車場発(9:07)…花見山(9:25)…鉄塔(9:55)…大谷山(10:45)…鹿返し(11:10-11:50昼食)…鉄塔(12:08)
…馬下保養センター(13:30)=さくらんど温泉(13:55-15:00)=新潟駅南口(15:55)
≪紀行文≫
                              〜〜〜「シラネアオイ」の群生に歓声〜〜〜

 当初の山行予定日(4月20日)は雨の予報だったので、リーダーより日延べの連絡が入り4月22日に実施された。
 朝から快晴絶好の登山日和、参加者全員笑顔で新潟駅南口定刻に出発。

 小山田駐車場にて身支度を整える。小山田沢にかかる橋を渡り、国の天然記念物「小山田彼岸桜」の標識見ながら登山開始。
 満開も過ぎ桜の花びらが綺麗に散り落ちた山道を味わいながら一歩一歩登る。
 見上げるとエドヒガン桜の巨木が枝を大きく広げ目に鮮やかな新緑のトンネル、フェトンチッドのシャワーを身体一杯浴び深呼吸。
私達を待っていたサクラの花(H/K)  新緑の木々の中を進む(Y/T) スッカリ新緑になった登山道(Y/T) 

 東屋やベンチ遊歩道と四季を通じて楽しめるよう整備されている。
 一回目のゆったりした休憩が嬉しい。夕食のお浸しにとヤマニンジン採る会員さん和やかな雰囲気。
 しばらくすると感嘆の声! ロープで保護された「シラネアオイ」の群生地が2か所も。雨に濡れたのか少し下向き加減が美しい。
 スミレ・イワウチワ・ショウジョウバカマ・イカリソウ・・・楽しい。
シラネアオイの群生地 咲き誇るシラネアオイを見ながら登ります 左、中(Y/T)・右(H/K)  

 地元ではこの桜樹林一帯を「花見山」と言うらしい。

 尾根へ出ると北側に視界開け蒲原平野の展望がよい。
花見山の東屋で一休み(H/K) 素晴らしい青空が迎えてくれました(Y/T) 

 送電線の第二鉄塔からは目指すピーク「大谷山」が見える。 

 ブナ林と雑木林の中を続く急登を頑張る。

 尾根が開け三等三角点と鐘確認。

 大谷山山頂だ。絶景に歓声。

 正面には鋭鋒鳴沢峰右に菅名岳、大蔵山。左には菱ヶ岳。
 中央奥には雪を抱いた飯豊連峰の雄大な眺望をしばし楽しむ。
鉄塔での休憩(H/K) 大谷山より飯豊連峰の雄姿(H/K) 

 すぐに一旦下って再び登り返すと残雪「鹿返し」に到着。 
 青空の下爽やかな涼風を感じながら至福のランチタイム。会員さんのご自慢のお料理が静かに廻る。大満足。

 帰路はブナ林の中を少し下り立派な看板「鹿返道」から左に折れ「馬下保養センター「を目指す。
 残雪を眺め花と緑の溢れる春山の旅も終りに近い。
 急坂の連続で気が抜けない。怪我無きよう慎重に歩く。鉄塔の箇所で休憩を摂り、登山道の両脇に咲くイワウチワの可憐さに元気をもらいながら下ります。
未だ雪の残る「鹿返し」手前(Y/T)
疲れを癒してくれたイワウチワ(H/K) 飯豊連峰を背にして集合写真(Y/T)

 保養センター駐車場脇の一本の大きな満開のエドヒガン桜。全員揃って無事の下山を迎えてくれて嬉しかった。

 馬下保養センターは月一回の休館日なので「さくらんど温泉」へ。
 身も心も癒され、帰り道には途中、赤・黄・白色とりどりのチューリップ畑にまた感動。幸せ一杯乗せて一路新潟に。

 日程変更等沢山お世話して下さったリーダーはじめご一緒の皆様ありがとうございました。
下見時に立ち寄った際のチューリップ畑(H/K)