≪コースタイム≫
新潟駅南口(7:10)=馬下保養センター=いずみの里(8:30)…大蔵山(11:00)…菅名岳(12:00)…小山田登山口(15:00)
=馬下保養センター(15:30〜16:30)=新潟駅南口(17:30) |
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≪紀行文≫
〜〜〜霧はますます濃くなり全く視界が効かない〜〜〜
≪4/8≫
いずみの里から大蔵山、三五郎岳までのピストンで下見を行った。
5合目までは積雪がなく、咲いているイワウチワは既に開花から散り始め。例年より早く進んでいる。
しかし、6合目上部は積雪量が例年より多く、ちょうど襲来した寒波のためガチガチに凍結し、頂上部には10cm程度の新雪が積もっていた。
寒波はもう数日続くことから、ワカンではなく軽アイゼンだと判断した。
≪4/9≫
積雪量が非常に多いことから、成沢峰からの下りの急坂の確認のため、馬下保養センターから下見を行った。
馬下保養センターの急登から第一鉄塔までの登山道が非常に荒れていた。
この道は東北電力が鉄塔の補修道として整備したと思われる。
昔の登山道は尾根線真っ直ぐ下から上がってくる。踏み址がかすかに残っている。
現在は別の補修道を作り、尾根新上部から管理を行い、今までの道は管理していないようだ。
大蔵山と同様に下の方のイワウチワは終わりの状態。しかし、第二鉄塔上部は積雪量が多く、登山客が歩いた痕跡は全くない。
成沢峰からの急坂にはシッカリ積雪が付き、ガチガチのの状態。しかも、階段のステップが崩れ、ここを45名を下ろすのはイヤだなと怖くなった。ここから成沢峰を経由して菅名岳へ、丸山尾根には数人が下った踏み址があり、そこを下った。
雪は硬く軽アイゼンが必用と判断した。
下ってくると小山田彼岸桜がきれいに咲いておりコース変更をしてこの尾根を降りることをを決断した。
両日とも快晴、飯豊連峰をはじめすばらしい景色を楽しんだ。
4合目からの長い急階段、降りてゆくとフキノトウがいっぱい。
登山者が歩いた気配ががない。下に降りてその理由がわかった。集落の入口で通行止めにして道路工事を行っていた。
登山者は通行止めを嫌い、いずみの里から登り、同所に下山したようである。
小山田彼岸桜の駐車場まで開通するのは会山行当日11日だそうで安心した。
≪4/11≫
山行当日、天気予報は雨後曇り、昼過ぎから雨は上がるとのこと。最初は雨具も必用としないほど。
参加人数が45名と多いことから2組みに分けて行動した。
順調に高度を上げて行ったが、だんだん霧が濃くなってゆく。
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登山口へ |
登山開始 |
霧が発生 |
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残雪の状況 |
霧の中、7合目付近 |
9合目付近の登り |
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霧が濃くなる |
大蔵山最後の急登 |
大蔵山頂上 |
午後になれば晴れるだろうと、尾根線歩きにはいった。
先行部隊の踏み址をたどっていった。霧はますます濃くなり全く視界が効かない。
先行部隊もルートファインデングに難渋しているようで踏み址が乱れている。その後はGPSをたよりに菅名岳に到着。
霧雨が降り、視界も全く効かないため昼食を摂らず、下山を開始した。
最初は、前々日の踏み址が残っていたのでそこを辿っていたが、途中でロストしてしまい、左の峰に入ってしまったようだ。
降り口から右側に下ることは頭にはいっていたのだが、夏道では左右の沢から沢音が聞こえるのだが、右側からしか聞こえない。
GPSをたよりに急斜面のトラバースを強いてしまった。
全員無事に脱出でき喜んでいる。誠に申しわけありませんでした。
濃霧によるホワイトアウト初めて経験で、その怖さを肝に刻んだ。
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菅名岳からの下り |
無事夏道へ |
4合目からの長い階段 |
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