会山行紀行文
No-005
グレードC上
2015年
 2.07(土)
晴れ
(かさみね)
笠峰

  484m
参加者 (紀行文) 2011 Y/0 
24名
(男性12名・女性12名) (写真) 2011 Y/0
≪コースタイム≫
新潟駅南口(7:00)=上高柳(8:30)…登山口(8:50)…笠峰山頂・中食(10:30-11:30)…上高柳・下山(12:50)=七谷コミセン
(入浴:13:40-14:10)=新潟駅南口(16:00) 歩程4時間30分 (上り3時間、下り1時間30分 休憩含む)
≪紀行文≫
                             ~~~山頂からは期待通りの大展望が~~~

 粟ヶ岳から権ノ神岳を経て宝蔵山、白山へと続く白山・粟ケ岳山塊は途中で最低鞍部の橋立から西へ稜線を伸ばして小乙と上高柳の集落を隔てます。
 この稜線上にある483.8mの三角点ピークを今日目指すのです。
 2万5千地図には山名は記されていませんが麓から眺めた形状から笠峰と呼ばれています。
 今日は朝から晴れて絶好の山日和になりました。

 集落の除雪端でバスから降りたら、直ぐ輪樏を装着して雪原と化した田の畦道を進みました。

 樹林の林道脇に送電線巡視路「中越幹線121番」の黄色い表示板が立っています。ここから取り付きました。
 杉林を抜けると前面に立ちはだかる急な雪面にリーダー氏が手際よくステップを切ってくれたので、後続して次々に後に登って行きました。
 入れ替わり順々にラッセルを交代します
雪原からスタートです 中越幹線121番から取り付きます 出だしからラッセル快調です

 輪樏の靴裏をきれいに見せて規則的な動きを繰り返すと、快調に高度を稼いでいきました。
 間もなく左手に鉄塔が見えてきました。

 一旦林道を左手に進むと伐採が進んで見晴らしの利く尾根に取り付きました。
 標高差60mを一気に登れば稜線上に出るはずです。
若い人前へー。がんばれー 鉄塔脇に出ました 急尾根を目指します
  
 333m峰から木の間越に笠峰が姿を現しました。
 台地の上に出ると木立の間隔が開いて歩き易くなってきました。無風快晴です。

 立ち止まって周囲の景色をうっとりと眺めました。
 左手に宝蔵山、右手に権ノ神岳、七頭(ナナトウ)と粟ケ岳へ続く稜線。
 その右手奥に薄く霞む守門岳、袴腰山の特徴的な山容も見渡せます。
ぐんぐん高度を稼ぎます 笠峰が見えるぞー 周囲の雪景色にうっとりです

 雪質もさらさらに変わって来ました。
 最後の急坂をひと登りすれば山頂はもう直ぐです。

 ハーイご苦労様ー。山頂に到着です。

 山頂からは期待通りの大展望が広がっていました。

 真正面に宝蔵山。その左肩から白山の山頂も見えます。

 白山は今頃大勢の登山客で賑わっているかもしれませんが、笠峰は我々だけの貸し切りです。

 めいめいが好きな方向を向いて展望を楽しみながらランチタイムになりました。
ふわふわの雪を踏んでわれ先に
山頂は直ぐそこです はーい到着お疲れ様 先ずは宝蔵山をパチリ
こちらは粟ヶ岳を向いてランチです
山頂は貸し切りで気分はサイコー 集合写真

 集合写真に収まったら、大展望に別れを惜しみながら、下りはふかふかの雪面を快調な輪樏歩きとなりました。


 鉄塔まで下り、往路のトレースを辿って下山しました。

 今日は好天に恵まれ、リーダーさん、同行のみなさんのおかげで思い出に残るいい山行が出来ました。

                                              (おわり)
雪原風景の集落に戻って来ました