会山行紀行文
No−004
グレードC
2015年
 1.12(土)
曇り時々雪
三川のホウキブナ山
543m

参加者 (紀行文) 1861 K/Y 
32名
(男性11名・女性21名) (写真) 1861 K/Y
≪コースタイム≫
新潟駅南口(7:10)=五十島集落(9:10)…ホウキブナ山(11:10-12:00)…五十島集落(13:20)=新潟駅南口(15:20)
≪紀行文≫
                                〜〜〜雪の尾根歩きは楽しい〜〜〜

 一週間ほど続いた寒波最後の日ということで、天気予報は芳しいものではありませんでした。
 快晴予報の福島郡山方面に逃げようかとも考えましたが、午後から風が強くなるとの予報もあったので、帰りに磐越道が閉鎖されるリスクがあるので躊躇しました。

 ホウキブナ山は、西から北方面を日倉、菅名、五頭の山々に囲まれていて、冬場の風にはあまり吹かれない山なので、雪だけなら降ったところで、低山であることから大したことはないだろうと、計画通りホウキブナ山に向いました。

 三川の道の駅に到着した時は、雪が降っていましたが、身支度を整えている間に雪は止みました。
 以降下山まで時々小雪が舞い落ちてくる程度、雪の山としてはこの時期、とても良いコンデションと言える環境でした。

 気温の低い雪降りの日が続いていたので、木々には綿帽子が付き、雪景色を十分楽しめました。
 しかし、午後になると3時頃をピークに雪が降るとの天気予報が頭に引っかかり、早めに下山したので、残念ながらワカンの歩行練習はほんのさわりしかできませんでした。

 ホウキブナ山へは、五十島集落から送電線の保守用道ルートを経由して登ります。
 本来なら、バスを五十島集落に乗り入れたいところですが、参加人数が増え、小型バスの予定を中型バスに変更したので、道が狭い五十島集落内には乗り入れられなくなってしまいました。
 道の駅「みかわ」でバスを降り、身仕度を整えて、徒歩で五十島集落に向いました。
道の駅「みかわ」で準備OK 阿賀野川を渡る橋、ホウキブナはガスの中 阿賀野川の上流方向、最奥は砥石山

 五十島集落から林道を歩いて磐越道の脇に向います。送電線の保守用道は磐越道のトンネル脇から延びています。                
おみごと! 整然と林道を歩きます 雪が深くなったので、ワカン装着 磐越道のトンネル脇から登り上がります

 杉林の斜面を登り、杉林が終わるとミズナラなど広葉樹の急斜面になります。
 雪もだんだん深くなり、先頭を行く人は結構気合いを入れて歩かなければならなくなります。

 急斜面を登り切って、ようやく尾根に出ます。尾根に出ると視界が開け、傾斜が緩やかになります。
 急斜面の登りで、とっても登れそうもないと心が折れかけた人も、ほっと、息を吹き返せます。
杉林の斜面、雪は浅い  広葉樹の急斜面、雪も深くなる ようやく尾根、ホウキブナは遥か最奥

 雪の尾根歩きは楽しいですね。
 早く歩いたりして疲れちゃうと辛いけど、ゆっくり歩くと、日常では見れない物が見れたりして、ほんと、楽しめます。             
何を見つけたんですか? たまに後ろを振り返ると、良い景色です パーティーが通った後にはりっぱな道が

 尾根には、樹木が切れて、見晴らしの良い場所が時々あります。
ビューポイントその1、 尾根南側 ビューポイントその2、 尾根北側 山頂至近の尾根の様子

 ホウキブナ山の山頂は、特別に何かがあるわけではありません。
 小藪に囲まれたこじんまりとした山頂です。
 まぁこれが、こうしたマイナーで、低い山の山頂らしいと言えば、その通り、極々普通の変哲もない山頂です。

 山頂脇の雪庇の陰が、風を避けるのにとても良い場所だったので、そこで食事を摂りました。
 この山頂から尾根を南南西に、標高差60mほど下ると、平坦な場所があるので、本来の計画では、食後、その辺りでブラブラしながらワカンの歩行練習をしようと思っていました。しかし、午後からお天気が悪くなるという予報が気になって、その計画をカットして、食事を済ませたら、そそくさと下山に掛かりました。
                                                                  (おわり)
ホウキブナ山の山頂
お食事風景、雪庇の陰は風が来ません  山頂で記念写真