会山行紀行文
TL-64
2015年
 11.3(火・祝)
(うらまきはた)
裏巻機渓谷
参加者 (紀行文) 2136 M/N
21名
(男性6名・女性15名) (写真)2131Y/S 2070S/F
≪コースタイム≫
新潟駅南口(6:10)=巻潟東IC=(北陸・関越自動車道)=大和PA=五十沢キャンプ場=みやて小屋(8:30-8:50)
…裏巻機渓谷トレッキングコース(坪池沢まで往復)…みやて小屋(ランチ、11:00-11:40)=さぐりの郷(入浴12:10-13:10)
=八海山酒造(13:30-14:00)=(関越・北陸自動車道)=新潟駅南口(15:40)
≪紀行文≫
〜〜〜リベンジで来年またこの紅葉と渓谷美や滝を観たい〜〜〜  

 朝からどんよりとした曇り空の中出発。
 車内でリーダーより「新人リーダーで初めての山行デビューです」と挨拶が、そしてコース説明では、渡渉や梯子があるので足を滑らさないようにと注意がありました。

 関越道大和PAから出た時、雨が降り始めました。
 一時間ぐらい山間を走り、五十沢キャンプ場を過ぎるて“みやて小屋”に到着。依然と雨は降っています。

 “みやて小屋”はログハウス調で一階はお手洗いと洗い場、二階はきれいに掃除された広い部屋になっていました。

 また、これから進む裏巻機渓谷は展望台、遊歩道、登山道が整備され“天竺の里”として大自然を楽しめるエリアになっています。

 雨具を着て裏巻機渓谷トレッキングコースに向かって出発。
雨具を着て出発  対岸は濃霧に覆われています 

 紅葉に覆われた緩やかな道を進む(7分程)と“割石沢”に出る。
 巨石と三段にも重なって岩肌を流れ落ちる落差30m程の滝を右手脇にして緊張しながら次々と渡渉した。
 沢の水量は多く、滝の音も大きく初めての経験でした。
紅葉に囲まれた道を進みます 割石沢の滝 割石沢を越える(2131)

 ホットに紅葉を楽しみながら、片側に切れ落ちた断崖の道を20分位歩くと“坪池沢”の渡渉点に出た。
 先にCLとLLの二人が降りて沢の状況を見に行く。判断の結果、増水で渡ることは出来なと断念する。
 この先は大ヒド沢⇒小滝沢⇒不動滝⇒夫婦滝等の絶景が楽しまれるそうで、他にも岩の窪み“ポットホール(瓶穴)”等も予定で残念ですが折り返すことに。
片側に切れ落ちた断崖の道(2131) 深く激流化した坪池沢の渡渉点 振り返り観る(雨も上がってきた)

 折り返し戻る途中から少し入った処に「不治心得の岩」と言う巨岩が屋根のように張り出し、数十人が雨宿りできる程の広さがあり、誰かがここでキャンプをしたようなゴミがあった。ここからの展望も素晴らしく、初冠雪した遠望の山が紅葉を引き立ててくれているようでした。
 「曇り空でも紅葉ってきれいなんだね」と口々に…、水と岩が作り出す絶景を楽しんだ。
紅葉に覆われた「不治心得の岩」にて 初冠雪の山並み

 その後割石沢に向かうが、なんと1時間30分前に渡渉した沢が増水し、流れも速くなっていた。
 足を乗せる岩も見えにくくなっていてビックリでした。
 リーダー、ラストリーダー、サブリーダが腰にロープを縛り、必死にロープを支え、メンバーの足が流されないようにして、一人ずつ慎重に渡渉していきました。足を滑らせた人もいて緊張が走りましたが、何とか全員無事に渉ることが出来ました。
 切れ落ちた断崖の道を戻る(2131)  割石沢で前進が難しくなった  増水した割石沢

 “みやて小屋”に戻り、小屋の二階でランチ。ソファーやテーブルのセットがあり、床や壁も綺麗です。
 21人が車座になって1時間の休憩を楽しみました。
“みやて小屋”二階でランチ休憩  雨が上がった“みやて小屋”の駐車場で集合写真(2131)

 皆さんホットに、「リベンジで来年またこの紅葉と渓谷美や滝を観たい」とリーダーにお願いしていました。
 リーダーからは「計画しましょう」とのことでした。来年が楽しみです。

 “さぐりの里”で温泉に入り、八海山酒造の雪室で貯蔵された銘酒を試飲。
 お土産を買い、予定より早く新潟駅に戻りました。

 リーダーさん本当にお疲れ様でした。有難うございました。
 メンバーの皆さんお世話様でした。