≪コースタイム≫
新潟駅南口(6:05)=糸魚川IC=湯峠 (9:50)…東峰(11:40)…西峰(12:10-12:50)…湯峠(14:25 )=鎌池(14:40-15:25)=糸魚川IC
=新潟駅南口(17:20) |
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≪紀行文≫ |
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〜〜〜錦を纏う大渚山・鎌池〜〜〜 |
大渚山は雨飾山とつながる尾根が湯峠で切られ独立鋒のようになっているため、きわめて眺めの良い山です。そして、鎌池はその名の通り鎌の形をし、ブナの原生林に囲まれた景勝地で絶好の撮影スポットになっています。
お天気に恵まれ最高の紅葉を期待して新潟駅を出発しました。
小谷村に入りバスが上るにつれ、一段、二段と紅葉は増し、登山口のある湯峠は素晴らしい紅葉、黄葉で我々を出迎えてくれました。
≪俳句≫ 山紅葉縫ふごと走る登山バス
今日の上りは標高差300m、全員で山頂に立つことが大きな目標です。
皆さんのおしゃべりの声が歩く速度計、おしゃべりが絶えないようにゆっくりゆっくりと上ります。
登山道の1/5、2/5・・・の標識を励みに、錦を纏った雨飾山に元気をもらい歩を進めます。
前泊し登ったという加茂の山の会の方々が下りて来られました。「山頂からの眺めは素晴らしかったよ。」と聞き期待が膨らみます。
旧湯峠にある石仏を過ぎると上りがきつくなります。
急な所は慎重に、地震の崩壊地は十分注意を払って通過。しかし、残念なことに上るにつれガスが濃くなり、東峰に着いた時にはすっかりガスの中。その後もガスは切れず山頂からの展望は期待外れでした。
≪俳句≫ 急な坂気づかわれつつ落葉道 那智山の石仏おわす紅葉山
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旧湯峠の石仏 |
地震の崩壊地 |
東峰と西峰の分岐点 |
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東峰三角点 |
東峰で休憩 |
西峰展望台に到着 |
お楽しみ昼食は、賑やかにおしゃべりの声が飛び交います。
食後は、T/Kさんお点前のお抹茶を一服、木の葉には山盛りの茶菓子です。
≪俳句≫ らくがんを紅葉にのせて野点する
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楽しい昼食時 |
心尽くしの野点 |
木の葉盛ったお茶菓子 |
「はい、ポーズ」集合写真を撮って下山開始。
山頂近くで、マウンテンバイクの若者に会いましたが、どうやって乗って来たのだろうか。不思議です??
下りは上り以上に気を使い、地震の影響で崩れた所にはロープを張り、滑りやすい所ではお互いに声を掛け合い、一歩一歩ゆっくりと慎重に下った。
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誰一人転ぶことなく、無事に下山できました。
≪俳句≫
崩れゐし道踏みしめて草紅葉
走り根の道一歩づつ落葉踏む
立ち止まり紅葉見おろす下山道 |
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集合写真 |
マウンテンバイク? |
崩壊地は慎重に |
下山後は、5分ほどバスに乗り鎌池に移動です。
平日にもかかわらず駐車場には多くの車がありました。皆さんで、池面まで錦に染まる鎌池を一周し帰路につきました。
≪俳句≫
池の辺に寄りきらゝと散り紅葉 岸紅葉映し池面は紅葉色 朴落葉踏み鎌池をひとめぐり
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