会山行紀行文
T-42
2015年
 9.13(日)
晴れ
(ひしりやま
聖山
1447m
参加者 (紀行文) 1507 N/O
25名
(男性6名・女性19名) (写真) 1507 N/O
≪コースタイム≫
新潟駅南口(6:00)=長野道 麻績IC(9:15)=聖山パノラマホテルP(9:50-10:00)…山頂(10:55-12:00)…聖山パノラマホテルP(12:45-13:00)
…ホテル入浴(13:00-14:00)=長野道 麻績IC(14:45)=新潟駅南口(18:10)
≪紀行文≫
 〜〜〜薄雲に覆われながらも山座同定〜〜〜 

 聖山は信州百名山でもあり、四阿屋山、冠着山と共に筑北三山でもあります。
 古くから信仰の対象であり、「ひじり曇れば雨となる」といわれるほど、地域の人々にとっての雨乞いの山である。
 山麓には36の寺院があり、長野県内では戸隠山と並んで崇められた。
 地域ではアンテナある山として有名で、放送局・電話局の中継アンテナが立っている。山頂の眺望は360度ありとてもよい。と言われていますが、現在では山頂直下まで車で行けて、付近の別荘地の格好のハイキングココースになっています。
 往復2時間程度の軽いトレッキングです。
広い駐車場のあるパノラマホテル前で準備  駐車場の奥にある登山道入口  案内板

 ジグザグに緩やかに登っていきます。
 個人的には8月15日に6歳の孫と一緒に下見に来ました。
 その時には歩き始めの道に草原に多くのバッタが飛び跳ねていましたが、今もバッタが飛んでいました。
 その時にはまだ、花が残っていたヤナギランの群生がありましたが、今は綿毛を纏い、小さな実を先端に付けていました。
 この綿毛が見られる時期は限られているので、初めて見たと言っている方が多くいました。私も始めて見ました。
 同じ場所でも月が半月経過しただけで、新しい発見があるのだなぁ〜と感激です。 
ヤナギラン群生の後 綿毛を纏っている様子

 両脇はすっかりススキに覆われています。
 爽やかな高原の風はススキを揺らして、気持ち良いです。

 麻績村で設置したポイント、ポイントにある楽しい標柱です。子供・高齢者にとっては目安になります。
ススキの色が濃いです ポイントに設置されている道案内 

 分りやすい標柱に沿って進んでいくと、かつてここがスキー場で有ったことを物語る場所が展望台になり、北信の山々が遠望出来ます。

 また、鉄塔も多くたっています。

 そして、少し広くなった山頂に到着します。
 元スキー場リフト乗り場   数ある鉄塔の一つ  一等三角点の山頂

 山頂には各方位に設置されている案内板が設置されています。
 肉眼では微かに、あれが八ケ岳?とかあれが浅間山?とか山座同定しますが、カメラに収めても見分けられないので、今日はパスです。
パノラマホテルは国民宿舎でバス停もあるので、冬、山々が冠雪した頃、シンと冷えた晴れ間に訪れると見えるかもしれませんね。
 ヒョイと脇でトリカブトを見つけた方がいて、皆でカメラを向けました。色鮮やかなトリカブトがススキの脇で一際鮮やかでした。
 各方位に設置されている案内板  
どの山かは??ですが・・・   トリカブト 

 此処(聖山)は国土交通省で設置した雨量観測がある山で、計測された雨量が高速道路や国道等の「連続降雨量」となり通行止めの目安になるのだとか聞きました。
山頂での集合写真 国土交通省で設置した雨量観測がある山

 ゆっくりランチタイムを取り、ゆっくり下山しましたが予定より早いです。


 パノラマホテルで入浴して予定より早く2時前にお風呂から上がることが出来ましたので、まだ開いていた食堂で生ビールで乾杯!

 途中Sでもゆっくり休憩して新潟にも予定より早く着きました。

 
 次回は機会があれば他の筑北三山の二座に行ってみたいです。

 お花は少なくなりましたが、真夏の暑さから逃れて、爽やかな涼風を頬に受けて歩き易いトレッキングでした。
 
下山する皆さん 

≪途中で咲いていた花です≫