≪紀行文≫ |
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〜〜〜標高2000mの高原で、涼風とヤナギランはじめ多くの花々に出会う〜〜〜 |
俳句:高原の風さわさわと涼新た |
新潟駅南口を定刻の6時10分に出発し、黒崎・巻潟東・栄で夫々参加者が乗車し、総勢42名と大変多くの参加者で、大型バスの車内はゆったりとして乗り心地も良く、車内での会話も弾み熱気に包まれています。
最初の休憩場所の米山SAや二回目の小布施PAで車外に出ると、今年の猛暑を象徴するかのように、雨の心配はないものの、ムッとする様な暑さです。しかし、私たちはこれからこの下界の暑さから逃れ、涼しい高原で珍しいシャジクソウ・群生するヤナギランや多くの可憐な花々に出会える事に胸膨らませ、池の平駐車場に向かいました。
高速道の湯の丸ICを降りた地点の標高は約500mで駐車場の標高が約2000mなので、標高差1500mを快適に登っていきます。
標高1200mを越えた辺りからの車窓からは素晴らしいカラマツの美人林と熊笹が織り成す静謐な佇まいにうっとりしました。
〈俳句〉信濃路はすでに秋色をちこちに
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予定通り10時丁度に整備された池の平駐車場に到着し、トレッキング準備をして10時20分に心地よい涼風の中、小鳥の鳴き声を聞きながら、池の平湿原〜三方ヶ峰〜見晴岳に色々な花々を愛でて到着!
〈俳句〉
木道の右に左に花ふうろ
山母子花にまつわる秋の蝶
峰近し鮮やかとなり松虫草 |
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涼風の高原へいよいよ出発です! |
歩き始めて間もなく、
カワラナデシコ(?)がお出迎え |
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ノアザミの蜜を吸うハチ |
〈俳句〉真直ぐに伸び揺れもせで吾亦紅 |
ひっそりと佇むツリガネニンジン |
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開花したてのヤナギラン、
花の頂上にアカトンボ |
背の高いノアザミも |
皆さん花の写真撮影に真剣です |
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ヨツバヒヨドリの蜜に有り付く蝶 |
池の平湿原の案内板 |
湿原の散策を楽しむ |
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群生して咲く見事なヤナギラン |
ノアザミがいっぱい! |
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カワラナデシコ |
リンドウ(?)とアカトンボ〜秋の気配 |
三方ヶ峰で小休止 |
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夏山の王者シシウド(獅子独活) |
イブキジャコウソウとマツムシソウ |
小さなコマクサを発見! |
此処(見晴岳)で池の平湿原を見下して、1時間のたっぷりとしたランチタイムを楽しむ、ご自慢の料理の交換や果物を戴くなど何時もながら、良き山友に恵まれたことに感謝・感謝です。
また、T/Kさんの野点でお菓子と美味しいお茶を戴き最高のおもてなしを受け、感激しました。
楽しかったランチタイムもあっという間に過ぎ、出発前に全員満足の笑顔で集合写真を撮りました。 |
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ホソバノキリンソウ |
楽しいランチです。
まずは、ビールで乾杯しましょう |
御長老も本当にお元気ですね |
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T/Kさんから野点の
美味しい抹茶とお菓子を戴きご満悦です |
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美味しくランチを頂き、
帰路に向けて出発です |
昼食後、見晴岳での集合写真 |
復路は可憐な花々に見とれ雲上の丘〜雷の丘〜村界の丘〜池の平駐車場にほぼ予定した13時40分に到着し、湯楽里館の温泉でゆっくりと入浴し帰路に着きました。
〈俳句〉露天の湯渡りくる風秋めいて 村界の丘ヤナギラン一面に
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〈俳句〉雲上の丘山脈(なみ)を霧つつむ |
ヤナギランの中にワレモコウも |
トレッキングを満喫し、
入浴の湯楽里館に向かうバスの車内 |
今回の山行は、標高2060m〜2110mの中でアップダウンも少なく、それでいて高山植物の宝庫で数多くのお花を観ることが出来、まさに雲上の楽園で参加者の大半の方々が、来年もぜひ参加したいとのご意見でした。
リーダーの素晴らしい計画と優しい気配りで42名と多数の参加者が満足し、ほぼ予定通りに新潟駅南口に到着しました。
リーダー本当にお疲れ様でした! 誠に有り難うございました。来年も是非計画をお願いします。
また、ご参加して頂きました皆様にも楽しくしていただき誠に有り難うございました。 |
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