≪紀行文≫ |
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〜〜〜のんびりした山行もたまにはいいものだ 〜〜〜 |
月山は新潟から日帰りでもあまり苦労せずに登れる一般コースだ。でも8月初めは山頂付近が花の季節、そんなときは朝早めに山頂まで行き、雄大な山並みとお花畑をゆっくりと堪能しようと一泊のトレッキングを企画した。
平日ならのんびりと、猛暑を避けて、高地の涼しい山歩きを楽しめるだろうと。
≪一日目(8/4)≫(晴れ)
直前に一名のキャンセルがあり16名での決行だったが、バスは交通渋滞もなく月山8合目の登山口に計画より少し遅れて到着した。
バスから降りると涼しい、という感じだった。
15分ほど歩いた弥陀ヶ原湿原の中央部、御田ヶ原参籠所の前庭で昼食。
一時間ほどそこに滞在して湿原巡りなどを予定していたが、雲の様子があやしくなり30分ほどの休憩にとどめ、雨の降る前に山小屋にと歩きはじめた。 |
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月山8合目登山口での準備 |
弥陀ヶ原の木道を歩く |
御田ヶ原参籠所 |
超スローペースでの歩き、それでもこの日は8合目から9合目までだけ、ゆっくり、ゆっくりでも2時間と少しで仏生池小屋に着いた。
まだまだ明るい時間帯、小屋で荷物の整理をして小屋の前で月山の雄大な景色を見ながらビールを味わった。
小屋の前の温度計は20度を上回ることはなかった。明日の登りは今日より楽だよと。こんなのんびりした山行もたまにはいいものだ。 |
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弥陀ヶ原を望む |
花と雪原を見ながら |
仏生池小屋 |
夕食は5時半から、精進料理と聞いていたが、とんでもない。品数も多く、肉ジャガも出てきた。ただ小屋は満員、完全予約なので布団は一人一枚確保できたが小さな小屋に50人近くの登山客がいた。
夕食の後は外へ出て、夕陽の沈むのをみんなで眺めた。
遠く日本海に沈んだのだろうか、月山の9合目からの夕陽の眺めは、そこに泊まった人しか味わえない至福のひと時だ。
さあ、今日は早く寝て明日に備えよう。布団も乾いていて気持ちのいい睡眠が期待できた、いびきさえなければなあ。 |
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夕食 |
夕日の沈む時 |
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≪二日目(8/5)≫(晴れ)
朝食は6時。山小屋の朝食としては過去にない豪華さ。
みんなたっぷりと食べて登山の準備、小屋の前で集合写真を撮り、小屋を後にした。
重い荷物は小屋に置き、空身近くのメンバーも。
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朝食 |
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朝日 |
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朝日に輝く仏生池 |
集合写真 仏生池小屋の前で |
8月初めのこの時期、月山は9合目からはお花畑の空中散歩道、なだらかな登り、周りの景色を味わいながら、まだ朝露に濡れた高山植物の元気な姿を足元に、また遠くには蔵王連峰、振り返れば、鳥海山の雄大な姿、時々聞こえる山鳥の鳴き声、しばらく雨が降らなかったせいか、乾いた山道、大きな石がゴロゴロ、でも歩きやすく、道も広い。白装束の人々とのすれ違い、そして山頂に到着した。
希望者のみ月山神社にお参りして、しばし休憩ののち下山した。 |
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仏生池小屋を後に |
木道の両サイドは花、花、花 |
お花畑を歩く |
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月山神社が見えてきた。 |
白装束の人々 |
月山神社本宮 |
再び花畑の登山道、ゆっくりと、ゆっくりと歩いたのでした。
9合目の小屋で荷物の整理、再び青空の下、登山口まで、ゆっくりと足を進めます。
登山口には予定を大幅に遅れて到着。
でもまだまだ早い時間帯、ゆっくり日帰り温泉に入り、灼熱の新潟に帰ってきたのでした。
いやあ、新潟は暑い。 |
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月山頂上からの帰り道 |
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中央奥は鳥海山 |
さあ、もうすぐ小屋ですよ |
仏生池小屋を望む |
≪月山で出逢えた花々≫ |
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