会山行紀行文
TL-16
2015年
 5.21(木)
晴れ
糸魚川大久保の
しろ池の森
参加者 (紀行文) 1861 K/Y
23名
(男性8名・女性15名) (写真) 1861 K/Y
≪コースタイム≫
新潟駅(7:05)=糸魚川IC(9:30)=しろ池の森入口(10:00)…しろ池の森散策(10:30-13:00)…しろ池の森入口(13:30)
…北側の森散策(13:30-14:10)=糸魚川構造線見物(14:30-15:00) =糸魚川IC(15:10) =新潟駅(17:35)
≪紀行文≫
                      〜〜〜コバルト色?るり色?とても綺麗な色をしています〜〜〜

 昨年の秋、11月6日にしろ池や蛙池周辺の森を遊歩道で縦横に散策しました。その際、若いブナの森が気に入って、芽吹きの頃の森を歩いてみたくなり再度春に計画したものです。
 しかし、本当に芽吹きの時期に来ようとすると、道路に雪があってバスが通れないので、別所集落から先の道路を3qほど歩くことになります。 行程がハードになり過ぎるので、そこは芽吹き時から若葉時に妥協して時期を設定しました。
 ところが今年は突然気温が高くなり、森はすっかり青葉になっていました。

 駐車場からしろ池へは、舗装道路とどんぐりの小径と呼称されている山道が通じています。
 行きは舗装道路、帰りは元気があれば山道を歩くことにしました。
頸城三山を背にしろ池に向います 道脇にはウツギが盛りです 歩くこと30分弱、間もなくしろ池です

 昨秋に来た時にはしろ池は無色透明に澄みきっていましたが、どういう加減かコバルト色と言うのでしょうか、るり色と言うのでしょうかとても綺麗な色をしています。
後ろは雨飾山 左から、駒ヶ岳、鬼ヶ面山、鋸岳 反対側からの眺め

 しろ池の脇に沿う歩道を歩いて森の散策に向います。
 雪消えからそれほど時間が経過していないので、歩道脇の木はまだ傾いているものもあります。
すこし歩きにくい箇所もあります ここの水は無色透明です  木道上は気持ちよく歩けます

 しろ池を離れて森に入ると、まだ雪が残っているところがあります。
 雪の上なら問題なく歩けるのですが、雪が残っている箇所よりも下場にある歩道はぐしゃぐしゃで、泥田や川になっている所があり、上品なトレッキングシューズではとても歩けません(と言うより、歩きたくない)。仕方ないので、一旦しろ池近くまで戻り、森の反対側から入り直しました。
雪が残っている箇所もあります 森には反対側からはいり直しました 蛙池です、静かです

 森の木は植林された若いブナの木です。
 淡い色の若葉を期待したのですが、残念なことにおおかたの葉は青葉になっていました。でもけっこう癒される空間ではありました。
大半が青葉です 癒される空間です 森をぐるぐる歩いて池に戻りました

 しろ池のほとり、東屋の周辺で、素晴らしい眺めをおかずにお昼を食べました。
のんびりとお昼を食べます 目線の方向の景色、これがおかずです 野点もあります

 しろ池のほとりでお昼を済ませ、道々頸城三山や雨飾山、焼岳を眼前に見ながら、山道経由でしろ池の森入口の駐車場に戻りました。

 とても良いお天気で、これで、ここだけで、このまま帰るのはあまりにももったいないので、しろ池の森の駐車場の北側の森を散策するオプションツアーを行うことにしました。
 北側の森にも歩道は整備されているのですが、歩く人が少ないとみえて、道は少々草むして、木製の設備はくたびれかけて荒れた感じになっていました。でもなかなか味わい深く面白い箇所があり、歩いて良かったなと思いました。
湿原には木道が設置されています 池がいくつかあります 歩道は少々草むしています

 糸魚川は新潟から距離があり、そうそう簡単気楽に来れる場所ではありません。

 入浴など何も天気の良い日にしなくても、いつでもどこでもできます。

 塩の道温泉で入浴を予定していましたが、こんな天気の良い日に入浴で時間を失うのはもったいないので、入浴に変えてオプションツアーの第二弾を行うことにしました。

 いま糸魚川はジオパークで売り出しているし、根知谷地区からの帰りの道沿いに在るので、フォッサマグナの西縁の断層、糸魚川構造線を見物して帰りました。
                   (おわり)
糸魚川―静岡構造線 構造線の後ろを振り向けば雨飾山