≪コースタイム≫
新潟駅南口(7:10)=北陸道・越後川口PA、堀之内IC経由御嶽山登山口(9:00)…御嶽山頂(9:35)…大平(9:55)…栃原峠(10:45)
…(往路)…大平・昼食(11:15−12:15)…(往路)…御嶽山登山口(12:50)=西福寺(雲蝶)拝観(13:20−13:50)=駒見の湯(14:00−15:30)
=新潟駅南口(17:00解散) 歩程2時間50分 |
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≪紀行文≫
登山口に到着する頃には風は止んでくれました。コシノカンアオイの群生のまわりをギフチョウが飛びまわっています。
ブナ林の若葉のトンネルを潜ってゆるゆると登りましょう。ウグイスの鳴き声を乗せて時折吹く初夏の風が爽やかです。
いわなしの 花咲き揃ふ 登山口 ぶな若葉 木洩れ日を踏み 一歩づつ
谷筋の残雪と桐の花。イワカガミも群生しています。
急登を 過ぎさはさはと 若葉風
小ピークに立ちました。下界の風景が俯瞰図のようです。尾根筋は豪雪に磨かれて低潅木しか生えないので眺望が利くのです。
左手に残雪の山々を見ながら稜線歩きの始まりです。
「左は守門岳、真ん中は上権現堂と下権現堂だからその右は唐松山ね。」と山座同定に余念がありません.。
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コシノカンアオイの花です |
オオイワカガミの群生です |
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ぶなの若葉のトンネルです |
この鐘を鳴らすのはあなーた |
ワラビをゲット |
山ツツジの朱色、ムシカリの白色。タニウツギのピンク、稜線は花盛りです。
山頂の手前に避難小屋がありました。室内は整頓されて備蓄用の薪が積まれていました。
冬場に麓の人たちの憩いの場になるに違いありません。
山つつじ 岐阜蝶ひくく 低くとび 閉ざされし 避難小屋あり 花うつぎ
快適な稜線歩きで10時前には山頂に着いてしまいました。ここで全員集合写真に納まりました
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稜線漫歩は快適です |
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山頂到着― |
集合写真(御嶽山頂) |
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この馬の背は難所? |
山座同定に夢中です |
魚沼三山が素晴らしい |
お弁当を開くには早すぎるので栃原峠まで足を延ばしてみることにしました。 |
残雪を頂いた魚沼三山が雄大です。
途中山菜を積みながらTV塔の建つピークまで往復しました。
わらび摘み たむしばを賞で 峠まで
戻ると丁度ランチタイムです。名山を眺めながら頬張るおにぎりは美味しいですね。
毛虫ゐて 急にざわめく 峯の昼 山深し 膨らんでゐし 谷若葉
ランチの後は来た道を戻ります。午後の日ざしの山若葉が鮮やかです。
朴の花 右に見下ろし 下山道 |
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ここが栃原峠です |
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もうワラビだらけで… |
三山は何度見てもうっとり |
野点も頂きました |
下山の後、大浦の西福寺の開山堂を訪ねました。雲蝶を拝観するのです。
今日の仕上げに駒見の湯に向かいました。
露天風呂から駒ケ岳がよく見えました。
今日は晴天に恵まれて残雪の山景色に見惚れながらゆっくりと、ゆったりといい山行が出来ました。
(おわり) |
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重要文化財は屋根付です |
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撮影はここまで |
雲蝶さんの姿です |
温泉で寛ぎました |
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