会山行紀行文
TL-10
2015年
 4.16(木)
曇り後晴れ
(にいつきゅうりょう)
新津丘陵縦走
参加者 (紀行文) 2052 M/T
25名
(男性5名・女性20名) (写真) 2052 M/T
≪コースタイム≫
新津駅東口広場(7:20)…新津川・山崎橋(7:40)…秋葉湖・木もれ陽の遊歩道起点(8:40-8:50)…熊沢公園(9:10-9:15)
…パノラマ展望台(9:40-9:45)…朝日集落奥・昼食(11:35-12:25)…金津の不動尊(13:40-13:50)…白玉の滝(14:35-14:40)
…石油の里(15:00-15:10)=新津駅東口(16:10)
≪紀行文≫
                            〜〜〜「春らんまん」新津丘陵縦走〜〜〜

 朝方まで降っていた雨も上がり、予報は晴れと出ています。
 新津駅前でリーダーの説明を受け、いよいよ出発。区切り区切りのリーダーの笛が弾みます。
 通勤時間帯の駅前通りを抜け、新津川沿いの遊歩道は桜に水仙のお出迎え。
 秋葉神社から秋葉湖へ、芽吹き始めたばかりの林の中を快適に歩きます。
 秋葉湖畔にはまだまだ桜が咲きほこり、水芭蕉がちょうど見ごろでした。
リーダーの説明を聞く 町中は車に注意 新津川遊歩道歩き
秋葉神社奥宮にお参り 秋葉湖畔の桜 秋葉湖畔の水芭蕉

 さあ、ここが本日のメインルート「木もれ陽の遊歩道」の起点になります。区間を11に区切り、8.6kmの道のり。
 道中は階段の繰り返し。山登りではないが、けっこうな運動量。
 「今日2番目にきつい登りです」の階段は81段。はてはて一番はどうなるんだろうかと心配される。

 ゴルフ場脇を通り抜け、登りきってパノラマ台へ。最高地点のはず、でも朝の雨の影響か期待の五頭・菅名山は見えません。
 これは見えたとイメージして出発。進み具合は4/11とまだ先が長い。
「木もれ陽の遊歩道」起点 ゴルフ場脇の下り 最高地点パノラマ台

 道中に多く見られるアオキ、その雌花と雄花の見分け方をリーダーより教わり、時には道路の下のトンネルを潜り、四等三角点をタッチして、さらに階段のアップダウンが続きます。
 お腹が空いてきました。お昼が待ち遠しいです。ようやく、朝日集落の奥、休憩地点に着きました。
 タイムスリップしたような山里の中、今は盛りの桜の木の下で三々五々美味しくお昼を頂きました。
アオキの雌花 アオキの雄花  道路下を潜り
階段の連続 桜の木の下で昼食  午後の部のスタート

 午後歩き初めは、満たされたお腹が重い。
 それに加えまたもや階段の繰り返し、「ここの階段は終わりです。」のリーダーの声、「ここは終わっても、あそこにまた階段だよね〜」の声に大笑い。階段の多さにもめげず、皆さん元気に「木もれ陽の遊歩道」の終点金津の不動尊に着きました。
 ここで一旦解散となり2名の方が先に帰られました。
まだまだ続く登り 11/11の標識に安堵 金津の不動尊にお礼

 堀切神社にお参りして白玉の滝に向かいます。
 ここで朝日の有名人、木村さんにお会いしました。木村さんは97才で高齢登山の神様のような方、「いつまでも元気に山歩き」のご利益を頂きました。

 ご利益をもらった後は元気に白玉の滝へ。滝の周辺にはアズマシロガネソウの群生が見られました。

 金津のバス停にて解散となりました。
 バスの待ち時間を利用し、リニューアルした里山ビジターセンターを訪れ、新たに設置された靴洗い場で汚れを落すことができました。
堀切神社にお参り イーリスガルテンの水芭蕉 白玉の滝の雌滝
白玉の滝の雄滝 アズマシロガネソウ 里山ビジターセンター

 この後、我々が乗ったために超満員になった区バスの中の騒動も、楽しい思いでの一つになりました。
 リーダーさん楽しい山行をありがとうございました。

 今回の行程の中で、新津油田の名残を多く見ることができました。
 秋葉湖畔公園で自噴している石油、危険防止のため柵が設けられた手掘り井戸の跡、地面にしみ出している石油。
 新津丘陵は石油の里とあらためて体感いたしました。
自噴する石油 手掘り井戸跡 しみ出る石油