自然保護活動
レポート・紀行文
2014年
 10.26(日)
晴れ
新潟県山岳協会主催
救急法・安全登山
講習会
参加者 (紀行文) 1630 S/O
4名
(男性4名) (写真) 1630 S/O
≪コースタイム≫

≪開催場所≫ 燕市吉田東栄町公民館

≪参加者≫  27名(その内新潟楽山会より4名:1396片山宏之 1630大野新一郎 1862石井義人 2217松田隆宏 参加)

≪午前の部≫ 吉田消防署職員による救急法講習会

◎もし目の前に人が倒れていたら119番通報までは出来るが。
 救急車(ヘリ、救助隊)が来るまでに「心肺蘇生」を、どの程度やれるかは疑問です。

◎ごく最近の事例として「飯豊.胎内の会」水沢康治さんより詳しい説明が有った。
 10月12日に飯豊連峰頼母木小屋近くで会員が突然倒れて心肺停止状態となった。
 水沢さんらはすぐに胸骨圧迫、人工呼吸を行い、頼母木小屋に設置してあったAEDを使い一命を取り留める事が出来た。
 胎内市では4年前から夏山シ−ズンだけ頼母木小屋と門内小屋に「AED」を設置して飯豊.胎内の会メンバ−に毎年講習を行っていた。
 「毎年の訓練がとっさの事態に役立ちました」と話していました。

◎訓練として全員が交代で「胸骨圧迫30回×2」「人工呼吸2回」「AED」のセットを2回やりました。胸骨圧迫は非常に力が要り、疲れました。

◎「心肺蘇生」の訓練講習は忘れている所があるので復習を兼ねて毎年参加して見たいと思いました。
会場の公民館
受講の模様

≪午後の部≫県山協遭難対策委員より「地形図の利用、ル−ト断面図を作ってみよう」と題して実習をおこなった。

◎参加者全員でスライドによる説明で「ル−ト断面図」を作成してみました。   

◎ル−ト断面図は山の高低差が良く解り、作成作業をする事により地図読みがより解りやすくなりました。

 県山協遭難対策委員会では毎年春と秋の2回「安全登山講習会」と「救急法講習会」が実施されています。
 解りやすい内容になっていますので復習を兼ねて、今度参加してみませんか。
ル−ト断面図を作成して見よう 地形図の説明 ル−ト断面図の作成
ル−ト断面図の作成