自然保護活動
レポート・紀行文
2014年
 4.13(日)
晴れ
(たかだて)
高立山
276m
参加者 (レポート) 1866 S/T 
23名
(講師6名・受講17名) (写真) 1866 S/T
≪コースタイム≫
矢代田駅(8:15)=大沢公園駐車場(8:40)…高立山(9:50)ー研修開始(10:00)ー昼食(12:10-13:00)ー研修終了(15:00)…大沢公園駐車場(16:20:解散)
≪レポート≫
                              〜〜〜とても有意義な一日となりました〜〜〜

(研修内容)
 地図とコンパス、テントの張り方、救急法、ロープの利用法


 朝から青空の広がる願っても無い好天気、矢代田駅に集合の後、各自の車に便乗して大沢公園へ。

 粟ヶ岳から飯豊連峰までスッキリと見渡せる山頂広場を中心に、研修会が始まります。
 「山中でのアクシデントに遭っても、研修で習った事を生かせれば落着いて対処できます」の開会の挨拶に続いて、各講師陣の紹介があり順次研修が始まりました。
 どの研修も皆さん真剣に取り組み、それぞれが実際の場面を想定しての訓練だけに参考になる事がずいぶん多くあり、とても有意義な一日となりました。
 研修で一度でも実際に試しておく事は、これからの山行に大きな自信となることでしょう。

(地図とコンパス)
 地図とマップコンパスを片手に、磁北線にコンパスを合わせて実際の対象物への進行方向の出し方、二点の目標物から現在地の確認する方法などを習いました。
 また、「コンパスは迷わない為に使うものであって、迷ってから使うことは大変難しい、山ではまず迷わない事が肝心!」と学習しました。
開会のあいさつ 地図とコンパスを実際に使って 全員が同じ方向を確定、合格!

(テントの張り方)
 会が所有する4〜5人用のテント二張り、ツェルト二張りを使って、障害物や勾配・風向きなどに注意しながら選ぶ設営敵地の見つけ方、実際のテントを張る訓練、気をつけなければならない幾つかの設営の注意点などを学びました。  
まず、テントは広げて 一つ一つ確認しながら設営します フライも付けて、テント設営の完成です

(救急法)
 主に三角布を使っての怪我の手当方法を学びました。
 頭に怪我をした場合の手当法、腕の骨折に対する副木と三角布の使い方を、受講者同士が互いの頭部や腕を試験台に経験しました。
 また、歩けなくなった人の背負い方や、ストック2本・雨具2枚・三角布を使っての応急担架の作り方を学びました。  
頭部に三角布を・・・皆んな真剣です 受講者同士が、互いに手当の実習 歩けなくなった人の背負い方

(ロープの使い方)
 7mm×7mのザイルロープを使って、山中でのロープワーク、特に重要な8の字結び、二重8の字結び、巻き結び、もやい結びなどの使い方を学びました。
 実際の斜面や立木を使っての、それぞれの使い方やセルフビレイの取り方など、自分を守る方法と他の人を引き上げて救助する方法などを学びました。  
立ち木を使っての巻き結び研修 自己確保や救助の実際 セルフビレイの取り方
研修を終えて集合写真