会山行紀行文 2013年
 10.22(火)
晴れ時々曇り

池ノ平湿原・見晴岳
2110m(雲上の丘)
参加者 (紀行文) 2070 S/F
8名
(男性2名・女性6名) (写真) 2070 S/F
≪コースタイム≫
新潟(6:10)=地蔵峠(9:50)=池ノ平P(10:20)…雲上の丘(11:05)…見晴岳(11:25-12:00)…三方ヶ峰(12:20)…池ノ平湿原(12:30-12:50)…池ノ平P(13:05)=地蔵峠(13:35-入浴15:00)=新潟(18:50)
≪紀行文≫
                                   〜〜〜黄金色の絨毯を敷き詰めた〜〜〜
 今回の山歩きは新潟県高齢者大学同窓生で構成するハイキングクラブ“山歩の会”の年間登山計画の一つで、小生がリーダーを務める。
 参加者は17名(男性9名、女性8名)だが、男性中心の“烏帽子岳コース”と女性中心の“見晴岳コース”に分かれて実施した。
 
 小生はガイドを兼ねて“見晴岳コース”に参加した。

 東部湯の丸ICを降りて地蔵峠に向かう道は紅葉が素晴らしく、このラインを歩くだけでも良いと思ってしまうほど。
 湯の丸高原の中心である地蔵峠に到着し、“烏帽子岳コース”のメンバーを送り出し、我々は更に少し先の“池ノ平”に向かった。
 池ノ平の駐車場で登山準備をして、東屋のある登山口から見晴岳を目指した。
車窓からの紅葉と青空 池ノ平駐車場で登山準備 この東屋の右手から登っていく

 登り始めて直ぐにやや急な登りになり、軽ハイキング感覚で参加したメンバーは少々面喰ったかもしれない。
 でも美しいカラマツ林の紅葉に「綺麗、キレイ、きれい」を連発していた。
 “村界の丘”付近まで上がると道はなだらかの登りになり、左手に池の平湿原が見えてくる。
美しいカラマツ林を歩く 池ノ平湿原が見えてきた

 また少し緩やかな登りを上がると展望が開け、眼下に広がるカラマツ林の紅葉がまるで黄金の絨毯を敷き詰めたように鮮やかだった。
 池ノ平湿原のアヤメ池が見えてきたら“雷の丘”到着。素晴らしい展望が開ける。
見事なカラマツ林の紅葉 アヤメ池が見えてきた 展望の良い雷の丘

 良く整備された登山道がまるで青空に向かって登って行くようになれば、本コース最高峰の“雲上の丘”に到着する。
 正に名の如く360度の展望は素晴らしい。本来ならば遠く北アルプスの山並みが見える筈なのだが生憎の雲、それでも雲の切れ間から北アルプスの一部を垣間見ることが出来た。
青空に向かって登る 登り切ったところが“雲上の丘” 雲の切れ間に北アルプスが

 緩やかなアップダウンを経て暫く行くと三方ヶ峰と見晴岳を結ぶ分岐路に出る。
 そこから岩場を一登りすると見晴岳の広い山頂に立つ。
 その頃には濃い雲が辺りを覆い始めましたが時折見せる雲の切れ間の展望は感動します。
見晴岳に向かう分岐点 見晴らしが良いはずの見晴岳山頂 時折雲の切れ間から素晴らしい展望が

 山頂での楽しい昼食を済ませ、一旦分岐点まで戻る。
 左手眼下に広がる池ノ平湿原を皆が三方ヶ峰に向かう。
 到着した三方ヶ峰は名の通り展望が良い筈なのだが何も観えなかった。
見晴岳山頂から降りる登山道 三方ヶ峰に向かう登山道から観る池ノ平 到着した三方ヶ峰は殆ど遠望が叶わなかった

 三方ヶ峰からはぐんぐんと下っていき、木道が見えてきたら“池ノ平”に到着。
 花の季節には様々な花が咲くそうです。今回はカラマツの黄金色が目立ちますが、花の咲くころに来て見たいものです。
紅葉も美しいが、花の季節ももっと素晴らしいのではと思いを馳せながら散策 登山口の東屋に戻ってきました
 
 池ノ平から一登りすると登山口の東屋が見えてきます。
 バスで地蔵峠に戻り、烏帽子組と合流し、湯の丸高原ホテルの日帰り入浴で汗を流し(冷えた身体を温める?)、新潟への帰路についた。